バトル!
それから一時間経った頃、洞窟の入り口の方から足音が聞こえてきた。
中で戦闘するわけにはいかない。俺達は外に出る。
そこには気持ち悪いデブ男がいた。
アリスと夏帆は気持ち悪そうに一歩後に下がる。男は口を開き、
「アリスたぁ〜ん、探したよ〜あ、それに逃げた女の子も〜···ほら、大人しくこっちへおいで。怖いことはしないから···ねぇ〜···」
その言葉には俺もかなり引いた。
ユラシアは男に話しかけた
「あのぉ、ほんっとそーゆーの引くんですけど···気分が悪いんで、やめてくれますか?」
すると男はユラシアを見て、
「おぉ〜君もおいでよ〜楽しくしよう?」
ユラシアは呆れた顔で
「耳ありますか?それとも、頭おかしいんですか?お花畑なんですね、分かりました。」
その言葉には流石に男もムカついたようで
「お前なんか、連れ帰って痛い目見せてやる!」
そう言ってユラシアを睨んだ
俺は流石に気持ち悪くなり、
「まぁいいや、とりあえず、アリス、毒弓。ユラシアは拡散弾が使える銃。夏帆はアレあるだろ?お前の家系でしか使えないやつ。あれ。で、俺は···っと」
指示をするとすぐにみんな行動を開始した。
アリスは毒の塗ってある矢を数回放ち、ユラシアは銃を変えて拡散弾を数発撃った。
そして夏帆は夏帆の家系でしか使えない刀の技を放った。
それらは全てよけられたが、それは狙い通りだった。 俺は男を見て
···右手首、左肩···
とした。すると男の右手首がとんでもない方向に曲がり、左肩は多分外れた。
「ぎゃあああ?!」
男は悲鳴をあげ、こちらに突進してきた。すかさず俺は
···左足首、右膝···
すると男は派手にすっ転び、そのまま動かなくなった。
「ふぃ〜···疲れた···」
夏帆は俺を見て、
「えっ?!それそんなに使えたっけ?!」
と驚いていた。
「ちょっと鍛えたんだよ···こっちに来てから」
「へぇ〜···」
そして俺らはそいつを木に縛った。もちろん、俺の能力で。
それからそいつが目覚めるまで寝ることにした。みんな気持ち悪さと集中から一気に眠気がいたようだ。
多分寝っ転がってから二分もしないで寝たと思う。
いや〜···バトル短いかな?もっと長くできるように頑張ります!
次回は新たな場所へ···
です!
もうすぐ一章終わるかな?
(*´∇`)ノ ではでは~




