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歴代内閣考察  作者: 騎士星水波
昭和時代戦後
58/58

軍需大臣

 かなり久しぶりの更新です。

 ◇軍需大臣


 軍需大臣は軍需省の長。


 軍需省は、太平洋戦争期に商工省や日中戦争の時に全面戦争体制を整えるために成立していた企画院等を合併させ誕生した中央省庁です。

その長である軍需大臣の権限は主に次のようなものがあります。

① 国家総動員の基本方針

② 鉱工業一般

③ 鉱産物及び工業品の生産・配給・消費・価格の決定

④ 主要軍需品の原材料と特定軍需品の生産管理及び発注・調整

⑤ 民間工場の利用及び設備経営の指導・統制

⑥ 物資や電力の生産・配給を行う企業の労務管理・経理統制

⑦ 電気・発電水力の計画

⑧ アルコール・石油の専売、に関する事務を管理し、必要に応じて関係各庁に資料の提出や説明を求める

 

 以上のような権限を有していました。

 戦争敗北後廃止され商工省に移行します。


 歴代大臣一覧(5代5人)

 初代 東条英機  東条内閣 1943~1944年(264日)内閣総理大臣兼任

 2代 藤原銀次郎 小磯内閣 1944年(150日)

 3代 吉田茂   小磯内閣 1944~1945年(109日)

 4代 豊田貞次郎 鈴木内閣 1945年(132日)運輸通信大臣(一時兼任)

 5代 中島知久平 東久邇宮内閣(9日)1945年 


 なお、3代目の吉田茂はのちの内閣総理大臣の吉田茂とは同姓同名の人物で全くの別人です。内務省の吉田茂、外務省の吉田茂と区別されていたそうです。名前が同じなので間違って荷物が送られてくることもたびたびあったとか。

 軍需省のナンバー2の軍需次官にはのちに総理大臣になる岸信介、自民党副総裁として田中角栄の後任の総理を決定する椎名裁定を下す椎名悦三郎がいます。


 就任回数の多い人

 全員1回しか就任していません。


 在職日数ランキング

第1位 東条英機  264日

第2位 藤原銀次郎 150日

第3位 豊田貞次郎 132日

第4位 吉田茂   109日

第5位 中島知久平  9日


 ◇参考


Wikipediaの軍需大臣のページなどを参考にしました。


 かなり久しぶりの更新です。

 完結済みになっていましたが、更新したくなったので更新しました。次の更新は未定なので再び完結扱いとさせていただきます。

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