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歴代内閣考察  作者: 騎士星水波
昭和時代戦前
51/58

逓信大臣

 ◆逓信大臣

 逓信省の長。略称は逓信相、逓相。

 逓信省は、内閣創設時から第二次世界大戦中の行政機構改革で統合されるまで、郵便・交通・通信・電気を幅広く管轄していました。第二次世界大戦中に一時的に鉄道省と合併して運輸通信省となりますが、戦後再び逓信省は再設置されます。しかし、1949年に完全に廃止され郵政省と電気通信省にわかれます。なお、現在は、総務省ならびに、日本郵政、NTTが逓信省の後継組織に当たります。

 逓信省といえば、現在の郵便マークの話が有名です。〒は、逓信省の頭文字である”て”をカタカナにした”テ”がモチーフといわれています。


 歴代大臣一覧 56代人

   初・2代 榎本武揚  第1次伊藤・黒田内閣 1885-1889(1187日)農商務大臣臨時兼任

 3・4・5代 後藤象二郎 黒田・第1次山縣・第1次松方内閣 1889-1892(1236日)

     6代 黒田清隆  第2次伊藤内閣 1892-1895(952日)

     7代 渡辺国武  第2次伊藤内閣 1895(207日)大蔵大臣兼任

   8・9代 白根專一  第2次伊藤・第2次松方内閣 1895-1896(354日)

    10代 野村靖   第2次松方内閣 1896-1898(474日)

    11代 末松謙澄  第3次伊藤内閣 1898(170日)

    12代 林有造   第1次大隈内閣 1898(132日)

    13代 芳川顕正  第2次山縣内閣 1898-1900(711日)

    14代 星亨    第4次伊藤内閣 1900(64日)

    15代 原敬    第4次伊藤内閣 1900-1901(164日)

    16代 芳川顕正  第1次桂内閣 1901-1903(776日)

    17代 曾禰荒助  第1次桂内閣 1903(68日)大蔵大臣兼任 

    18代 大浦兼武  第1次桂内閣 1903-1906(839日)

    19代 山縣伊三郎 第1次西園寺内閣 1906-1908(738日)

    20代 原敬    第1次西園寺内閣 1908(72日)内務大臣兼任

    21代 堀田正養  第1次西園寺内閣 1908(112日)

    22代 後藤新平  第2次桂内閣 1908-1911(1143日)

    23代 林董    第2次西園寺内閣 1911-1912(480日)

24代 後藤新平  第3次桂内閣 1912-1913(62日)

    25代 元田肇   第1次山本内閣 1913-1914(421日)

    26代 武富時敏  第2次大隈内閣 1914-1915(482日)

    27代 箕浦勝人  第2次大隈内閣 1915-1916(427日)

    28代 田健治郎  寺内内閣 1916-1918(721日)

29・30代 野田卯太郎 原・高橋内閣 1918-1922(1353日)

    31代 前田利定  加藤友三郎内閣 1922-1923(439日)

    32代 犬養毅   第2次山本内閣 1923-1924(128日) 文部大臣兼任

    33代 藤村義朗  清浦内閣 1924(157日)

    34代 犬養毅   加藤高明内閣 1924-1925(354日)

35・36代 安達謙蔵  加藤・第1次若槻内閣 1925-1927(691日)

    37代 望月圭介  田中義一内閣 1927-1928(400日)

    38代 久原房之助 田中義一内閣 1928-1929(406日)

 39・40代 小泉又次郎 濱口・第2次若槻内閣 1929-1931(895日)

    41代 三土忠造  犬養内閣 1931-1932(166日)

    42代 南弘    斎藤内閣 1932-1934(774日)

    43代 床次竹二郎 岡田内閣 1934-1935(428日)

    44代 岡田啓介  岡田内閣 1935(4日)首相兼任

    45代 望月圭介  岡田内閣 1935-1936(180日)

    46代 頼母木桂吉 廣田内閣 1936-1937(331日)

    47代 山崎達之輔 林内閣 1937(9日)農林大臣兼任

    48代 児玉秀雄  林内閣 1937(115日)

    49代 永井柳太郎 第1次近衛内閣 1937-1939(581日)

    50代 塩野季彦  平沼内閣 1939(93日)司法大臣兼任

    51代 田辺治通  平沼内閣 1939(146日)

    52代 永井柳太郎 阿部内閣 1939-1940(140日)鉄道大臣兼任

    53代 勝正憲   米内内閣 1940(189日)

 54・55代 村田省蔵  第2・3次近衛内閣 1940-1941(454日)鉄道大臣兼任

    56代 寺島健   東條内閣 1941-1943(721日)

    57代 八田嘉明  東條内閣 1943(25日)


 在職日数ランキング

 第1位 芳川顕正  1487日(2回) 明治

 第2位 野田卯太郎 1353日(2回) 大正

 第3位 後藤象二郎 1236日(3回) 明治

 第4位 後藤新平  1205日(2回) 明治、大正

 第5位 榎本武揚  1187日(2回) 明治

 第6位 黒田清隆   952日 明治

 第7位 小泉又次郎  895日(2回) 昭和

 第8位 大浦兼武   839日 明治

 第9位 南弘     774日 昭和

第10位 山縣伊三郎  738日 明治

第11位 田健治郎   721日 大正

第11位 寺島健    721日 昭和

第11位 永井柳太郎  721日(2回) 昭和

第14位 安達謙蔵   691日(2回) 大正、昭和

第15位 望月圭介   580日(2回) 昭和

第16位 武富時敏   482日 大正

第16位 犬養毅    482日(2回)大正

第18位 林董     480日 明治、大正

第19位 野村靖    474日 明治

第20位 村田省蔵   454日(2回) 昭和

第21位 前田利定   438日 大正

第22位 床次竹二郎  428日 昭和

第23位 箕浦勝人   427日 大正

第24位 元田肇    421日 大正

第25位 久原房之助  406日 昭和

第26位 頼母木桂吉  331日 昭和

第27位 原敬     236日(2回) 明治

第28位 渡辺国武   207日 明治

第29位 勝正憲    189日 昭和

第30位 末松謙澄   170日 明治

第31位 三土忠造   166日 昭和

第32位 藤村義朗   157日 大正

第33位 田辺治通   146日 昭和

第34位 林有造    132日 明治

第35位 児玉秀雄   115日 昭和

第36位 堀田正養   112日 明治

第37位 塩野季彦    93日 昭和

第38位 曾禰荒助    68日 明治

第39位 星亨      64日 明治

第40位 八田嘉明    25日 昭和

第41位 山崎達之輔    9日 昭和

第42位 岡田啓介     4日 昭和


 就任回数

 3回

 後藤象二郎(黒田・第1次山縣・第1次松方)

 2回

 榎本武揚(第1次伊藤・黒田)

 白根專一(第2次伊藤・第2次松方)354

 芳川顕正(第2次山縣・第1次桂)

 原敬(第4次伊藤・第1次西園寺)

 後藤新平(第2・3次桂)

 野田卯太郎(原・高橋)

 犬養毅(第2次山本・加藤高明)

 安達謙蔵(加藤高明・第1次若槻)

 望月圭介(田中義一・岡田)

 小泉又次郎(濱口・第2次若槻)

 永井柳太郎(第1次近衛・阿部)

 村田省蔵(第2・3次近衛)


 ◇参考

 ・ウィキペディア『逓信省』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%93%E4%BF%A1%E7%9C%81

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