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☆能力

前回投稿日 2015/04/28

前回のお話 一年が経過し拠点の施設を充実させたので、販促の為に行商に出ることにした。

今は町から拠点の反対側を進んでいる。

そしてよく聞く一般的なピンチである。

大型の犬の群れに囲まれてるのだ。

馬車の上からクロスボウで攻撃しているのだが数が多すぎる。

馬車に籠もっていれば人は助かるだろうが馬がやられてしまう。

そうすると行くのも戻るのも一苦労だ。

そういうわけで馬を守るために戦うしか無い状況となっている。

反対するカチュア達を馬車に残し俺は外の出た。

剣などの握ったことは無いので適当な棒を握り振り回す。

馬に噛みつかせねば良く俺が倒す必要はないため、大きく振り回して牽制する。

そして離れた犬をクロスボウで倒して貰おうと思っていたのだが、牽制のつもりの攻撃があたり、犬を一撃で行動不能にしてしまった。

その後も攻撃があたり殆ど苦労せず撃退できた。


今更だが俺にも異世界転移補正と言うものが付加されてたらしい。

武器を振るような生活は勿論してなかったが、長い棒は普段から振り回していたので今回の結果もそのためだろうと思う。

ただ余り格好いい戦い方じゃないなと思った。

その後も自分の力を見極めるためにも率先して前に出たのだが四十を過ぎたおっさんとは思えない動きが出来ていたと思う。

そういえば普段から疲れないなとは思っていたが。


こうして旅の安全をある程度確保できた俺たちは無事に最初の目的地である町に到着した。

町の規模は拠点としているガリアの町と同程度で名前はアリスディアという。


町につくとまずは商工ギルドに向かった。

塩と干物の取引についての相談のためだ。

塩についてはガリアの町と同様にギルドに卸したいと思ったのだが、ここまで納品に来るのも大変なので誰かしら商人を紹介してもらったほうが良いかとも思い担当者に相談してみたところ一人の商人を紹介された。

商人の店の場所を教えてもらい店に向かい商品の確認をしてもらった。

塩干物共にガリアの町に下ろしている価格と同程度の価格で引き取ってもらえることになった。

輸送費を考えるとかなりの高値が付いたことになる。

ただ、塩は元々貴重品ではあるし海水から作ることにより混じりけも少なく品質は高い、干物に関しても魚が高級品のため商品からすると破格の価格ということになるらしいのだ。

こうしてこの町に到着して初日で予定していた用事が全て完了した。


用事が済んだとは言え折角の初めての町なので暫く滞在することにする。

とりあえずは、近場の宿を取り休むことにした。

皆の希望は大部屋だったのだが、二人用の部屋しかないとのことで四部屋取る。

俺はカチュアと同室のなり、他のメンバーも二人ずつ別れてもらった。

だた、カチュア以外の六人からは不満の声が上がった。

明日以降は他の六人にもサービスを行う必要があるだろうと考えつつ、カチュアを可愛がってあげた。

他の女の事を考えながらとは我ながら失礼なことだと思った。

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