☆カチュア
前回投稿 2015/3/1
前回のお話 宿泊施設の完成と追加工事に発注
そして網を使った漁の準備
私は父が大好きでした。
その父は仕事中に事故で死にました。
母とともに途方に暮れてた時一人の男性が母を向かい入れたいと申し出てくれたのです。
相手の方は私の面倒も見てくれると言ってましたが、母にしか興味が無いようでした。
かと言って悪い人では無さそうです。
自分の子でない私の親になることが出来ないだけなのでしょう。
その為母は男性からの申し出を断ってましたが、このままでは母娘二人ではどうすることも出来なくなってしまいます。
ですので私は家を出ることにしました。
そうすれば母は相手の方の申し出を受け入れると思ったからです。
それに私に興味を持ってくれない男性を父とは呼べなかったのもあります。
家を出た私は予定通り教会に保護を求めました。
ここなら私を求める人は例え体だけであっても私に興味を持ってくれてるはずです。
それに一年間は私にも相手を選ぶことが出来るのですから。
そんなある日ご主人様が居らっしゃいました。
父のように優しそうな方でした。
いけない私は父に抱かれたいと言う叶うことのない夢を持っていました。
親子でその様な関係になることは許されることではありません。
そして父の死により夢は完全に断たれてしまったのですが、いました私の目の前にご主人様が現れたのです。
顔が似てるわけでは無いのですが父を思い浮かばせるこの人に抱かれたいと強く思いました。
幸いにも私は奴隷候補としてこの方の前にいます。
引き取って頂けさえすれば抱いていただけるのは間違いないでしょう。
そして無事私は選ばれることができましたが、契約時に悲しいことがありました。
性条件の契約を求められなかったのです。
しかし諦めるのは早いです。
保護奴隷の権利を使ってご主人様を求める事ができます。
ただこの権利は性欲の発散を目的としているため必ずご主人様が抱いて下さるとは限りませんが、その時までに私に興味を持っていただけるよう努力すればいいのです。
家に連れ帰ってもらい夕食のときに自己紹介を行いました。
母を安心させるために手紙を出す許可を頂こうとお話をさせていただいてると、ご主人様はそれなら解放して従業員として雇うと言われました。
ご主人様の優しさからだと思いますが、解放されるとご主人様に抱いていただける可能性が無くなってしまいます。
色欲の強い方ですと従業員にも手を出されるでしょうが、ご主人様はそんなタイプに見えません。
私は必死に断りました、生活を保証した上での解放を断る私を不思議そうに見ながらも、私の意思ならと解放を取りやめてくださいました。
その後先輩のユーリさんから私に取っては大変うれしい提案がありました。
その結果私の全てをご主人様に見ていただける権利を得たのです。
そして引き取られて二日目夜にユーリさんの助けもあり、私の全てを見ていただけるようお願いし抱いていただくことができました。
その後も定期的にご主人様との夜を過ごせてる今の私はとても幸せです。




