表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

第8話 中川

まずは顔をよく見るのだが、よかった。司会をしていた先生ではない。

 

「ほっ」

 

 安心した時の一息が心の中で声に出てしまう。あやうく口から声が出るところだった。最初のガチャはハズレではなかったな。周りを見渡せばみなも、安堵の表情を浮かべていた。

 

「これからこの1-Aを担当する早川だ。まずは()()()までよろしく頼むよ」

 

 顔がすごくキリッとしている。ただし胸の強調はすごく、はっきりと女教師である証拠がそこにはある。女子が惚れるタイプの先生だと今までの経験から分析する。はっきり言って中川よりかっこいい。

 よく見たら何も持ってきていない。にしても若いな、この先生。

 

「まずはメールに届いてるクラスの招待を受けてくれ。拒否もできるが、したらどうなるかはわかるだろう」

 

察しの悪いやつは何でもかんでも聞こうとする。

 

「拒否したらどうなるんですか。まさか退学とかになったりしませんよね?」

 

 教壇の前にいる生徒が話し出した。

 はっきり言って僕も停学期間や基準は明確に知っておきたい。今後どうなるかわからないし。

 

「退学は流石にかわいそうだろう。1週間の停学とさせてもらう。さっきのアイスブレイクでも停学者が出たのだが、そいつらも停学1週間だ」

 

 それを聞いた途端一斉にメンバーの中に生徒が追加されていく。

 

「君の出席番号がないけど、拒否したのかい。そんなことをするような人にはみえないけど」

 

 名簿には出席番号が順番に並んでいたので25番がないのくらいすぐにわかった。

 

「俺は参加ボタンを押したさ。そしたら画面に参加を拒否しましたって表示された。俺だけ不参加とかありえねえだろうがよ。どうしたらいいんだよ」

 

これは相談を持ちかけているのだろう。

 

「まずはこれを見て落ち着いてほしい。拒否者は中川。お前だけじゃない。まずはその時計の画面を僕に見せてくれないか」

 

 停学がかかったやつの最後の希望がこの僕にある。見せるほかないだろう。そこには再度参加を要求すると書いてあるボタンがあった。僕は押そうとするが直前で止める。

 

その瞬間文字が変わり、今後一切参加をしないというボタンに置き換わる。

読んでいただきありがとうございます!

面白いと思ったらブックマーク・評価してもらえると嬉しいです。

次回もよろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ