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第7話 クラスメイト

 僕が教室に着くと、みんなはもう周りと喋ってたりしていた。列の最後だったから当たり前か。

 

 6列×6列で36人クラス。クラスの決め方がどうなっているのかを調べたいところだが、まずは席につくとしよう。少し考えすぎて立ち止まっていたせいで周りからの視線が痛い。

 

 席について荷物を置いたらすぐに、隣の子に話しかける。早めに友達を作っていた方がこれから有利に働くと見越してのことだ。

 

「僕は氷室。3年間よろしく。あなたは?」

 

 正直なかなか勇気ある行動に見えるが、隣は男の子だったので小林の時よりはハードルは高くなかった。

 

「俺の名前は中川。アホだから勉強教えてくれよ。隣同士仲良くしようぜ」

 

 アホなことを自慢しているかのような口ぶりだった。

 

 きっと仲良くできるタイプだろう。僕は初めての高校の友達として彼を勝手に登録した。

 

 ここで1つの出来事を思い出した。この高校の入試について。家庭での受験だったが問題自体はAIにとかしても難しい問題ばかりだったはず、なのに中川はなぜ受かったのかが少し気になってしまう。


 だが、この関係性で聞くのは違うがやはり気になる。

 

『いや、聞いてみよう』

 

心の中で決断をする。でもこの決断には意味がなかった。前の時計で11時ちょうどになった瞬間に先生らしき人物が入室してきた。

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