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第0章 核 第1話 No.1

これは今から1年ほど前のこと……


 兵庫県の山にできた街を一人歩く男がいた。進んでもずっと同じ景色が並んでいる。こいつは一体どこに向かっているのだろうか?


正装の中にある一つの違和感はずっと胸ポケットに住み着いていた――


それではまた来週。


ぽちっ。

 環境大臣の言った通りだ。人口ピラミッドが……。出生率の低下が激しすぎる。ついに、いままで使ってこなかった財産を使うタイミングだと思った。


コンビニに行くと自動ドアが開く。家電量販店は欲しいものがなんでも置いてある。その全てが私の所有物だ。


 ここは普通を演出している街。ここまで完璧なら、ほんとうに点検をする必要があるのかと思う。


1ヶ月後、たくさんの人で賑わうのを想像してしまう。人の感情は()によって出てくるものだ。だから私の心はいま、高揚している――




 最後の1人のサインが綴られていない計画書が研究室に置かれてある。国が街を認めたらそれがスタートの合図。


なぜか研究室の壁にここでのワンポイントアドバイスが。


 『人間の本質はここにある。決断を大事にしろ』


 右下にはCryo Vault(クライオ ボルト)と書かれてある。



 


 

 

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