※最後までお読みください。
AIと共同執筆です。
ここまで読み進めてきた私は、また「破れたページ」に出くわした。
(あれ、まただ……)
そう思い、過去に読んだページをめくっていく。意識して探さなければ気づかないほど、それは丁寧に切り取られていた。
最初に気づいたのは、あるはずのない不自然な「紋章」のような記号を見た時だった。その先が、物理的に存在しないのだ。
私がその不審な断絶に指を触れていると、不意に後ろから声がした。
「熱心に読んでいるね」
振り返ると、そこには普段あまり奥から顔を出すことのないギルドマスターが立っていた。
「私がここにこの本を置いた理由はね、みな学ばないからなんだよ。
例えば何回注意してもスライムやコボルトを馬鹿にし全滅するパーティーはいるし、酸の泉に飛び込む新人、薬草取りから帰らぬ者、簡単な罠で死ぬ者……私は数え切れないほど見てきた。
だから、体を張って得た彼らの最後の無念を、新人たちへの警告のつもりで置いたんだ。
しかし、これが全てではない」
マスターは一呼吸おいて、私の目を覗き込むようにして告げた。
「もし、この警告だけで足りないのならば、ギルドの保管室へ行けば、さらなる詳細を知ることもできよう」
そう言い残して、マスターは再び奥へと去っていった。
手元の本には、まだ「警告」としての死の記録が残っている。
そこで私は知った。この本の、その作成の裏に隠された、語ることさえ憚られる「詳細」が、あの保管室に眠っていることに。
この報告書は冒険者という職業がなくなるまで増え続けます。
保管庫にて新たな冒険(詳細)を見たい方は新しい物語へとお進みください。




