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科学か愛か  作者: crisis
科学の呪い
8/20

何事かに集中しまくる奴はだいたい成功する


学校が怠すぎて泣ける今日この頃。

「言語馬鹿だ。」

「あー、そうそう。くっそマイナーね。だって言語馬鹿とか聴いた事ないよ。俺」


頼が腕を組みながら言った。


「為羽舞曰く「エェ?言語ってネェ?各地域で由来があるかラァ。科学なんかよりモォ、100,000,000,000,000,000(十京)倍面白いんだよネェ…」って言ってきたから近くの大樹に縛り付けといた」


俺が為羽舞の声を真似て言った。


「わぁ…過激ぃ。為羽舞さんってさ、どんな言語喋れんの?」

「なんかスペイン語とか英語とか、もちろん日本語とか、フランス語とかスイス語とかね…取り敢えず色々。気が狂う程の言語をあいつは覚えてる」

「まぁそれは優羅も同じだけどね」

「まぁな。化学物質とかの名前は覚えてるけどな。かなりの量を」


「例えばニトログリセリンとかな」と俺が言った。すると頼が「なんで例えでヤベェ奴出してくるかな…まぁ良いんだけど」と言った。


「つかさー。そろそろ寝るかー。明日学校あるしね」

「そうやなー。じゃあー。今日は優羅ん家に泊まろっと。かーさんには言っといて?優羅」


うそだろ…そう思ったが頼はとっとと俺の部屋へ行ってしまった為、諦めて夕寝さんに連絡した。




アラームの轟音と共に起きた俺は早速準備をし始めた。


前日準備をする派と当日する派に分かれているが俺は後者だ。


つか俺今日体バッキバキだな…なんでだ?


…そういえば頼と一緒に寝てたんだった!!


「ちょ頼!?起きろ!?おまっ!学校!」

「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!????」


頼が超大声で叫びながら起きた。


「つかお前昨日持ってきててよかったな…そんで朝ごはん食べとけ…」

「ありがとぅ!」


そして俺らはギリギリ間に合い、心臓が久しぶりに飛び出すかと思った。


「うぃぃー。よ、優羅。今日やけにギリギリだったなぁ。頼か?つかあいつすげぇ人気だよな。なんか渾名癒し系男子って言うのらしいぜ?」


この朝っぱらからマシンガントークかまし出してきたこいつは浅間和 珠来。俺の親友だ。


「おうおう…朝っぱらからマシンガントーク感謝するよ…。つか俺その渾名は知らんわ。それ考えた奴どこの誰だ?」

「それ知ってどうすんの?」

「そんなの決まってんじゃねぇか…」

「オットォ?なにが決まっているのでしょうか。わたくしは物凄く気になります。クラスの中でも毒舌、そして学年でも頭脳がずば抜けているあの優羅選手、回答願います。」

「それはな…!」


疲れたぜ…。


皆様の…地雷を…踏み抜かなかったと…信じたい…。

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