電話も科学
学校の課題が終わらない今日この頃。
「宇宙人でも自然でもどうでも良い。やってくるのはどっちにしろ広い土地を持った砂漠からだ」
「なるほどねー。やっと父さんにも理解できたよ。じゃあ危ないのはアフリカ、アメリカ、オーストラリアだね」
「なんでアメリカが危ないんだ?」
「アタカマ砂漠、グレートサンディ砂漠、グレートソルトレーク砂漠、グレートベースン砂漠、コロラド砂漠、ソノラ砂漠、ブラックロック砂漠これで分かるかな?」
「分かった。宇宙人であれば場所が近いからやり易いし広い。自然であれば広いからだな?」
「正解。よし、それじゃあ父さんはそろそろ電話を切るよ?系外惑星について調べないといけないからねぇ。よろしいねー。これは」
「分かった。じゃあな」
「おほほー、いいですなーこれは。」
俺の目の前にあるのはテレビだ。そして中身は昨日の明るい時に撮られた各地の上空映像。父さんが特別に貸してくれた。
まぁ上が俺に借りを作ってるからな。貸してもらわなきゃ困るわなぁ。
「なるほどなぁ。一箇所だけしか増えないのかー。そして地球から見ると増えているのは少しだけなのか。」
でもこれが1ヶ月は続くと大規模な森林ができるなぁ。
「面白いですねー。」
でもちょい面倒くさいな。俺が森林が増えている方へ行けたらもう完璧なんだけどな。
それはできない。つまり調べるとしたら…日本が攻められている時。
「なぁ…頼。いつまで隠れてんの」
「寝てない」
はぁ…と俺はため息をつきながら立ち上がった。
「寝ろって…大事なんでしょ?」
「大事だよ。でも俺は大丈夫。あともうちょいで寝るし」
「なんか分かったの?」
「分かった。アフリカの北、サハラ砂漠から事は始まってる!!!!!!!」
「サハラ砂漠!?」
「あぁ、面積は907万平方km。サハラ砂漠は東西5,600km、南北1,700kmに広がってる。世界一の面積を持ってる。そして多分次が世界で2番目に広い砂漠、オーストラリア砂漠だ。
面積は337万平方km、オーストラリア大陸の中西部に位置してる。オーストラリア砂漠に含まれる地域的な砂漠として、グレートビクトリア砂漠、グレートサンディ砂漠、シンプソン砂漠なとがある」
「なんか良く分からんけど、取り敢えず最初がサハラ砂漠。次がオーストラリア砂漠なんだな。」
「まだ確定してないけどな。」
「マジかー。じゃあさ、大きい順に森林が増えていくって事?」
「そうでもない」
「へ?でもさ、さっき1番目に大きい砂漠、2番目に大きい砂漠ってことは3番目なんじゃないの?」
「それが違うんだよなその次は北アメリカ砂漠だ」
「なんで?」
「それはな…」
都合良く行き過ぎか?
皆様の…地雷を…踏み抜かなかったと…信じたい…。