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原始紀元

作者: 万里

 昔々あるところに一柱の神様がいました

 根源と創造を司る神で名をアルゲネシスといいました

 アルゲネシス様は自分を支えてくれる二柱の神様を喚びました

 破壊と再生を司どる神であり名をディナシスとつけました

 もう一柱である死と生を司る神をタビオシスと名づけました

 三柱の神様で相談しながら世界を創りました

 その次に天候が安定するように天を司る龍を創りました

 その後に緑豊かになるために自然を司る世界樹を創りました

 すると動物も生まれてきてとても安定した世界になりました

 ですがなにか足りないと三柱の神様は考えました

 そうそれは人でした

 「そうだ人を創ろう」と一柱の神様が言いました

 人は順調に増えていきました

 ですが世界樹の影響で魔素というものが世界に溢れてきました

 魔素の影響で動物が凶暴になり魔獣となりました中には温厚な魔獣もいて魔獣とならなかった動物もいました

 凶暴な魔獣は人を次々と殺して行って身を守る術がない人は絶滅してしまいました

 それを嘆いた三柱の神様はまた人を創りその過程で魔法を使えるように魔力を与えました

 ですがうまく魔法が使えません

 なので三柱の神様は魔素を司る精霊を創りました

 魔力を持つ人は魔素を司る精霊に魔力を対価に魔法を発動してもらいます

 そうして世の均衡が取れ始め三柱が眠りについた時です

 人が環境に合わせて変化し始めました

 そうして種族という概念が生まれました

 そうすると変化していない人は多種族を迫害しました

 当時は変化していない人の方が多く変化した人が少数でした

 そうして人同士が争いを始めました

 世界樹から生まれた耳が長いエルフ

 背が低く物を作るのが得意なドワーフ

 エルフとドワーフは人よりも精霊よりで他種族との交流がなかったので争いはせずにひっそりと 暮らしていました

 次に魔力が多く強くツノが生えたり人ではないような容姿の魔族

 身体能力が高く動物のような肌や耳や尻尾がある獣人

 そして魔力は多くなく多種族に比べて弱いけれど数が多い人族

 人と魔族と獣人以外は総じて亜種族と呼ばれました

 その三種族の争いはどんどん大きくなりやがて大きな戦争を始めました

 世界を巻き込む戦いで犠牲も多く目が覚めた三柱は深い悲しみに満ちました

 そこで二柱は一柱にある提案をしました

 「種族を束ねる1人の王を作ろう」

 一柱は大賛成しました

 急いでとても強い人を3人創りました

 そして三柱は言いました

 「この3人が各種族の王様だこの3人のいうことは絶対に聞かなければいけない」

 すぐにその3人は自分の種族に争いを止めるように言いました

 そこで三種族平和協定が結ばれました

 のちにこの時代は始原時代と呼ばれました


 三柱は

 魔族に魔力を

 獣人に力を

 亜種族に知恵を

 人族に繁栄を

 授けました




お終いお終い

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