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詩みたいな  作者: 直情型自殺野郎
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もとめた

もとめた

いつでもいつまでも笑いあえる友を

もとめた

抱き合って哀しみを分かち合う友を

求めた

苦しみを一緒に背負ってくれる友を


絶対に手に入らない理想を

私は求めた


理想と現実が違うことも忘れて

私は求めた


求めていた

欲していた


その結果だ

アポロンの日に焼かれて

イカロスが地に墜ちたように

私は何一つ手にしないまま

墜落した


結局のところ

人間にも分相応というものがある

私の器は

そこまでだったということだ


敗北者の泣き言と見るか

先達の忠告と見るか


それは読者の方々次第だが


私は墜ちた

それだけの話

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