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詩みたいな  作者: 直情型自殺野郎
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せかいがほしい

あの輝きがほしい

眩いばかりのあの輝きが

私の姿が見えぬように

私もあんなふうに輝きたい


あの炎がほしい

烈火のごとく燃え盛る火炎を

私のジメジメした胸に

灯して燃やしてしまいたい


あの雲がほしい

綿のごときフワフワで

私のこのささくれだった心に

覆い被せて隠したい


あの風がほしい

人の及ばぬ力をもって

この矮小な身体を

どこか彼方へと飛ばしてしまいたい


あの山がほしい

大いなる自然へと

身も心も返して

ただの土くれへと戻りたい


あの海がほしい

全てを飲み込むがごとき雄大さに

私の全てを

投げ出したい

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