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詩みたいな  作者: 直情型自殺野郎
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魂はあるのか

ただただ

生きるだけのものに

魂はあるのか

生きるためだけに生きている

生者に魂はあるのか

寝床に体を横たえ

眠るだけのものに

魂はあるのか

機械のように働き

己が脳を使うことを

放棄したものに

魂はあるのか

毎日を習慣のように過ごし

惰性で生きるものに

魂はあるのか


泣いて笑って怒って叫んで

これは魂の波なのか

ひとときの錯覚であるのか

喜び哀しみ想い

これは魂なのか



私の生に魂はあるのか

燃え盛るような魂はあるのか

火傷するような熱を発し

全てを焦がさんと燃え盛る魂は


私の生にあるのだろうか

光輝く魂はあるのか

先人が遺した尊い輝きは

私の周囲から当然のように発されている

眩いばかりの光輝く魂はあるのだろうか


魂のない生者は

生きているのだろうか

この思考は私の魂なのだろうか

それとも惰性で生きている

脱け殻の思考なのであろうか


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