表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩みたいな  作者: 直情型自殺野郎
25/28

額縁

私の頭のなかに

額縁がひとつ


額縁のなかには

私がひとり


私のなかには

額縁がひとつ


額縁のなかに

私がひとり


自分のことなのに

どこかよそよそしい


自分のことなのに

他人のことのよう


主観じゃなくて

客観的


客観的なわたしを

客観視するわたし


どのわたしがわたしで

わたしはどのわたしを見ているのか


考えてるわたしを

客観視するわたし


まるでこれは

メビウスの輪みたいな

表も裏もない

迷路


わたしはわたしだけど

同時にあのわたしではなくて

あのわたしは

一寸まえまでは

今のわたしで


わたしは


わたしは


どれ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ