日常
はじめまして。
ライトノベルが大好きで毎日学校(高校)で、読んでいたらとても好きになり、とりあえず書いてみようという感じ、勢いで書いてみました。語彙もなければ文章構成、接続詞やら乱雑だと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
「起きて! ねぇお兄ちゃん! 起きてってば!」
声が聞こえる、朝からこのテンションは嫌になる。出来ることならあと一眠り、いや二眠りはしたいところだ。
「わーってるよ。朝なんだろ?起きるよ起きますよ。」
俺は目を覚ますと時計を確認する。まだ時刻は6時まえだ。
俺は毎度のことながらこんな早くに起こされた仕返しに少しばかり抵抗をする。
「おいまだ眠る時間はあるだろギリギリまで寝かせてくれよ。」
そんなささやかな抵抗は意味もなく部屋の入口から起きるように促される。俺は自然と声のする方へ目を向ける。そこにいたのはいつも通り制服にエプロンを着た妹だった。
こいつは俺の妹の礎一縷、(いしづえいちる)家にはこいつと俺しかいないのでいつも親ヅラして毎朝俺を起こしにくる。妹いわくこの毎朝の行事をしなければ起きた感じがしないらしい。
「お兄ちゃん、また遅刻する気でいるの?毎朝こうして起こしてあげてるのに…学校で私にまで迷惑がかかってるんだよ?みんな私にまた涼真のせいで遅刻かって、私は恥ずかしいよいつもいつもお兄ちゃんの名前が出てきて。」
食卓を囲みながら俺達はいつもと同じような会話をする。毎度毎度同じ小言を言われると少し腹が立つが、まぁすべて悪いのは俺なわけで、ここで妹に当たるというのも少しおかしい。だがそうでもしなければ気がすまない。俺はなんてかっこ悪い兄なんだろうか。
「うるせぇなそりゃあ俺だって出来ることなら遅刻はしたくないんだよ。ただ睡眠時間が圧倒的に足りてないんだ。」
そりゃあ遅刻はしたくてしてる訳じゃない。ただ、俺の私生活が問題なんだ。最近俺の前に現れたあいつのせいでな。そう、あいつは春、二年生に進級した頃に俺の通う学校に転校してきた。
「お兄ちゃん!遅刻しちゃう!急いで急いで!」
「ああ分かってる!」
俺は妹に手を引かれながら校門をくぐる
いつも通りギリギリ、あと数分で鐘が鳴る。
「それじゃ!お兄ちゃん私はこっちだから、しっかり授業受けるんだよ!」
そう言って一縷は階段を使い2階へ行こうとする。
「一縷、なんか悪いな…いつも」
「ん?お兄ちゃんなんか言った?」
「っ!なんでもねぇよ!早く行け!」
俺は恥ずかしくなって怒りながら対応する。
「ん〜?なに怒ってんの?まっ、いいや!またね!お弁当は後で渡しに行くから〜」
「ああ、よろしく頼む」
「お〜っす!りょうま〜 いいねぇ〜 朝から妹に甲斐甲斐しくお世話されて、一緒に登校だなんて。あ、それといつも通り目つきが悪いのな」
朝からテンションの高いコイツの名前は喜田まさと。1年の途中で転校してきた馴れ馴れしいヤツだ。そして意外と鋭いところがある。それと席が前。
「おう。って一緒に登校してきたってなんで知ってるんだよ」
「あぁ…あれだよ窓から手を引かれて走ってるところが見えたんだよ」
「そういうことか。それと話を戻すが俺だって目つきが悪く生まれたくは無かったんだよ」
「悪い悪いまぁそんな気にすんなよ、お前は目つきと性格を気にしなければモテルルックスを持った男なんだから。おっと、そういやなんか転校生が来るって話題で朝の教室は持ちきりだぜ?なんでもすげぇ美人らしい!」
「あっそ、どうでもいいなそんなこと俺には関係ないし。」
といいつつも、少しクラスがざわついていたことが気になっていた、まあ俺はいつもどおり過ごすがな。
「はーい、みなさーん!席に着いてくださーい。おはよーございまーす!」
朝からなにを食べればそんな元気な声が出せるんだとあきれるほどの大きな声で挨拶をしながら教室に入ってきたのはクラス担任の先生太田まこだった。
「おはよーございまーす!」
クラスの奴らが挨拶を返すと先生は満足といった顔で人懐っこそうに笑う。先生のくせに妙な親近感がある、そりゃあ生徒からも人気なわけだ。
先生はひそかに行われていた月間先生人気ランキングで1位を取ったのだ。
「わかるぜー?お前の今の気持ち。人懐っこい顔を見て生徒から人気なわけだとか考えてたんだろ?」
前から、喜田が声をかけてくる。
「なっ、お前なんだ?エスパーなのか!?」
「いやいやお前の表情見てればわかるわ!!」
「普通わからねぇよ!」
パンパンと手をたたく音が響き、視線を教卓の前の先生に戻す。
「はーいみなさんお静かにー。今日は皆さんの中でも話題になっている転校生の紹介をしますよー」
「おおー!!」とクラスがざわつく。
「では~鬼月さ~ん入ってきてくださーい」
「・・・」
「鬼月さん?」
「・・・・・」
クラス内の空気が不安と期待で重くなる。転校生の子は、入ってくる様子がない。
「あれ?おかしいですね。名前を呼んだら入ってくるようにと伝えたはずなんですが...」
先生は呟きながら教室のドアを開けて廊下を確認する。
「どうしましょう!?いません!何かあったんじゃ!?先生探してきます!」
先生は慌てた様子で教室を出て行った。
「にしてもいつにまして騒がしい朝だったな~」
落ち着いた表情で喜田が言う。
「そうだな。それはそうとして1時限目どうするんだ?」
そんなこんなで俺の人生が変わった日。その一日は騒がしいHRから始まったのだった。
ここまでよくわからない小説を読んでいただき、ありがとうございます。鬼は出てこないし、眷属にすらなってねぇよと思われた方これからなるんじゃないですか?すいません投げやりです。右も左もわからぬまま書き始めて投稿してしまったので、これからなんやかんやの設定を深く深く考えていきます。できる限り単語や文章構成など、少しずつ勉強していきたいと思います。インターネットに自分の小説を投稿するのはとても緊張します。お腹がいたくてトイレで書いてます。また次の小説も空いた時間などに読んでいただけたら幸いです。これからもよろしくお願いします。