資料 07 装備・アイテム(その2) ※イラストあり
※こちらの設定資料の内容には、『第七部 使徒と魔人篇』終了時点までのネタバレが含まれています。ご注意ください。
■聖騎士の鎧 the Armor of Dame
■聖騎士の盾 the Shield of Dame
――――――――――――――――――――――――――――――
※聖騎士の鎧、聖騎士の盾のイラストは、『主要キャラ:セレスティア』の欄をご覧ください。
ハーランド王国の聖騎士に与えられる白色の防具。胸元にハーランド王国の紋章が刻まれている。ただし劇中に登場しているこれらは、「デイム」の異名をとるセレスティアが装備する女性用のもの。基本的な構造は男性用のものと変わらないが、女性用のものはスカート形状になっている。鎧は籠手や脛当て(グリーブ)と併せて装着するとセット効果(防御力アップ)がある。なお、セレスティアが使用する鎧と盾には、特別に一般騎士にはない永続魔法(衝撃低減)が掛けられている。サリータ篇に登場。
■火炎の短槍 Flame Spear
――――――――――――――――――――――――――――――
※書籍第②巻のカラー口絵にイラストがあります。
ハーランド王国の親衛隊長であるフェリクスが持つ赤い短槍。短槍といっても、1.5mぐらいの長さがある。火炎の名の通り、炎属性の魔法を増幅する能力がある。槍としての攻撃力も高いが、同時に魔力を通す武器でもあるため、非常に貴重な品である。
■親衛隊長の鎧 the Armor of Herland
――――――――――――――――――――――――――――――
※書籍第②巻のカラー口絵にイラストがあります。
ハーランド王国で一番の勇者(騎士ではない)に与えられる赤色の全身鎧。現在は親衛隊長であるフェリクスが装備している。籠手や脛当て(グリーブ)と併せて装備すると、セット効果(防御力アップ)が得られる。なお、セットには盾は含まれず、存在もしていない。
■暗闇の大剣 Sword of Darkness
――――――――――――――――――――――――――――――
ハーランド王宮に潜んだ魔人カーティスが持つ、真っ黒な刀身を持つ両手剣。長大な刀身を持ち、高い攻撃力を誇る。剣自体には特殊な能力はないが、魔力を通す構造を持っており、カーティスはこの剣を使って電撃を追撃で与える魔法剣を実現していた。なお、「暗闇」の名称は付いているものの、攻撃を受けても盲目の状態異常を受けることはない。
■祝福の杖 Staff of Blessing
――――――――――――――――――――――――――――――
ケイが王都アンセルの市場で購入した魔力を通す杖。ワンドと呼ばれる片手で持てる杖で、細長く真っ直ぐな形状をしている。杖の胴体は樫木で出来ているが、頭部にあたる部分には銀製の小さな装飾が付けられていて、その部分に魔力を通すことができる。深淵の迷宮篇に登場。
■生命の腕輪 Bangle of Survivor
――――――――――――――――――――――――――――――
ケイが王都アンセルの市場で購入した魔法の腕輪。贈った者の生命の危機を伝える役割があり、通常戦地に旅立つ者がその身を案じている相手(恋人や妻)に贈る魔法道具である。ただしケイはそこまで深く意味を考えず、単に自身の身の安全を知らすためにグレイスに贈ったようだ。
■騎士章 Chivalry Emblem
――――――――――――――――――――――――――――――
聖騎士セレスティアの胸元に輝く聖騎士の証。騎士団長のみの特別製で、一般の騎士が持つ騎士章とは大きさも形も違っている。
■鉄の長剣 Iron Long Sword
――――――――――――――――――――――――――――――
深淵の迷宮の骸骨戦士が持つ武器。両刃の直刀で、大きな攻撃力はないものの熟練すると、十分強力な武器になり得る。特に魔力を通したりする特徴を持っている訳ではない。
■方形の盾 Heater Shield
――――――――――――――――――――――――――――――
深淵の迷宮の骸骨戦士が持つ大型の四角形の盾。鉄製のため、見た目よりもずっと重い。
■三叉槍 Triaina
――――――――――――――――――――――――――――――
深淵の迷宮の最下層(第二四層)の守護者である半蛇女王が持つ武器。三本に分かれた切っ先を持っており、切っ先の返しによって突き刺した相手を逃さない。敵に三叉槍が接触すると、電撃による追撃を与えることができる。また、攻撃を受けた相手は抵抗力低下の効力を受ける。半蛇女王が強力な魅了を使うため、戦闘中の抵抗力低下は絶対的な危機を作り出すことになる。
■魅了の指輪 Ring of Charm
――――――――――――――――――――――――――――――
深淵の迷宮の半蛇女王が落とした赤い宝石の嵌った指輪(憑代)。装備すると、魅了を防ぐと同時に相手が誰かの魅了に掛かっているかどうかを見抜くことが出来るようになる。魔法道具としても宝飾としても価値が高く、街では非常に高価な金額で取引されている。
■巨人の斧 Gigant Axe
――――――――――――――――――――――――――――――
深淵の迷宮の守護者である牛頭巨人が持つ巨大な斧。明らかに人間では扱うことの出来ない大きさと重さを持つため、扱いに相当な膂力を要求する。その巨大さに違わぬ攻撃力を持っており、魔法の掛かっていない武器の中では無類の高い攻撃力がある。
■審判の双斧 Retributor
――――――――――――――――――――――――――――――
ファリカの名代を務める獣人レンツの持つ武器。左右同型の二挺斧で、柄は短く、大きめの刃を持つ。非常に高い攻撃力を持つ上に、レンツ自身は魔法を得意とはしていないが、魔法も通す価値の高い武器である。
■闘技用の鎧 Training Armor
――――――――――――――――――――――――――――――
獣人の国ロアールにおいて対決試合に使われる防具。低い防御力を持ち、攻撃を受けると容易に攻撃を受けた個所が瓦解する。
■黒魔道師のローブ Black Mage Robe
――――――――――――――――――――――――――――――
※黒魔道師のローブのイラストは、『主要キャラ:シルヴィア』の欄をご覧ください。
魔法使い(ソーサラー)のシルヴィアが物語後半で身にまとう黒地の外套。金彩の美しい刺繍が入っており、魔法ギルドから支給される黒のローブとは一線を画したものである。見た目通りの高い性能を持っており、高い防御力に加えて暑さや寒さを防ぐ効果がある。なお、魔法ギルドでは魔道師級の魔法使い(ソーサラー)でないと装備を許されない。
■黒魔道師のチュニック Black Mage Tunic
――――――――――――――――――――――――――――――
※黒魔道師のチュニックのイラストは、『主要キャラ:シルヴィア』の欄をご覧ください。
魔法使い(ソーサラー)のシルヴィアが物語後半で身に着ける魔法のチュニック。色は何種類かあるようだが、シルヴィアは自身のイメージカラーである赤を選択している。見た目に反した高い防御性能があり、ちょっとした攻撃は弾いてしまうぐらいの能力がある。シルヴィアが初期に身につけていた赤を基調とした魔道師のチュニックとは違い、黒と赤のコンビネーションのデザインになっている。魔法ギルドでは黒魔道師のローブ同様に、魔道師級の魔法使い(ソーサラー)にしか装備が許されていない。
■黒魔道師の帽子 Black Mage Hat
――――――――――――――――――――――――――――――
※黒魔道師の帽子のイラストは、『主要キャラ:シルヴィア』の欄をご覧ください。
魔法使い(ソーサラー)のシルヴィアが強敵を倒した報酬を元手に購入した黒いとんがり帽子。黒魔道師のローブや黒魔道師のチュニックとセットになっている品物で、頭部への攻撃に対する防御だけでなく、混乱や睡眠、魅了といった精神攻撃に対する耐性を大幅に上昇させる能力を持っている。なお、黒魔道師の帽子だけは、魔道師級の魔法使い(ソーサラー)でなくても装備することが出来る。
■カオスワンド Sword of Darkness
――――――――――――――――――――――――――――――
獣人の国ロアールにあるサリータの塔で出会った黒妖精アセルが持っていた武器。黒っぽい金属で出来ており、禍々しく曲がりくねった形状をしている。
■カオスローブ Sword of Darkness
――――――――――――――――――――――――――――――
獣人の国ロアールにあるサリータの塔で出会った黒妖精アセルが身に着けていた灰色のローブ。
■護符 Talisman
――――――――――――――――――――――――――――――
サリータの塔の最上階に安置されている指輪状の護符。元々サリータの塔は、貴族家の男女が結婚を認めてもらうための試練の場として扱われていたため、その証となる護符は婚約のための一対の指輪になっていた。なお、護符とはされているが特に魔法が掛かっている訳でもなく、何かの能力がある訳でもない。
■短槍 Short Spear
――――――――――――――――――――――――――――――
セレスティアが盾の裏側に隠し持つ、短い槍。折り畳み式になっており、伸ばすと1メートル程度の長さになる。特殊な能力を持つ武器ではないが、ハーランド王国の名工が作った品で、切れ味は鋭い。
■ブラッディソード Bloody Sword
――――――――――――――――――――――――――――――
ケイが深淵の迷宮で遭遇したレブナントが装備していた剣。
■ブラッディマント Bloody Cloak
――――――――――――――――――――――――――――――
ケイが深淵の迷宮で遭遇したレブナントが身につけていたマント。
■蝕の短槍 Eclipse
――――――――――――――――――――――――――――――
蜥蜴男ロベルトが最も得意とする強力な槍。長さは180cm弱ほどあり、短槍の中では比較的長い部類に入る。鋭利な先端を持っており、刺突に特化された武器である。従って薙ぎ払いや斬撃には適していない。「蝕」の言葉を冠している通り、攻撃を受けた敵は防御力低下の追加効果を受ける。永続的な魔法が掛かっており、魔法を通す非常に価値の高い一品。
■板金鎧 Segmentata
――――――――――――――――――――――――――――――
蜥蜴男ロベルトが身に着けている鎧。金属の板金をつなぎ合わせて作った鎧で、ある程度重量があるものの、高い防御力を持つ。
■巨大な棍棒 Giant Club
――――――――――――――――――――――――――――――
竜の狩場に至る迷宮に出没するトロルが持つ武器。木製で武骨な品だが、大きさが巨大なだけに相当な攻撃力がある。
■革の服 Leather Clothes
――――――――――――――――――――――――――――――
竜の狩場に至る迷宮に出没するトロルが身に着ける服。布の服にところどころ革当てが付いており、その部分の防御力を高めている。
■真銀の大斧 Mythos
――――――――――――――――――――――――――――――
魔人ジノが持っていた巨大な斧。黒い刃を持つ黒銀の大斧とは違い、輝く銀色の刃を持つ。
■双竜短刀 Dual Edges
――――――――――――――――――――――――――――――
スプリガンの魔人ベルナルドが持つ双刀の短剣。カーブを描く刀身が特徴で、非常に切れ味鋭い。
■真実の宝珠 the Orb of Truth
――――――――――――――――――――――――――――――
知識のレダの住む屋敷に到達するために魔人レーネがケイに渡した魔法道具。大規模な幻影魔術を打ち消す力があり、見えないものを見えるようにする力を持っている。宝珠の中には緑色の魔法の光が宿っており、打ち消すべき幻影魔術が強くなるに従って、光の強さが強くなっていく。






