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美女と賢者と魔人の剣  作者: 片遊佐 牽太
設定資料集 (※イラストあり)

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109/117

資料 04 登場キャラクター(魔人・使徒) ※イラストあり

※こちらの設定資料の内容には、『第七部 使徒と魔人篇』終了時点までのネタバレが含まれています。ご注意ください。



挿絵(By みてみん)


■教会の神父 ロドニー Rodney

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挿絵(By みてみん)

 主人公ケイをルーメンの森の中で見つけて救出した神父。ハーランド王国北東部にあるカリスの街近くにクランシー教会を開き、そこに居住している。日中はクランシー教徒を増やすための布教活動を行っているため、ほとんど教会にはおらず、教会絡みのことはすべてアスリナに任せている。

 長身の優男で、彼の見た目に引き寄せられてクランシー信徒となるものも多い。

 クランシーの神父を自称しているが、その実はアラベラの使徒であり、魔人。アスリナを魅了し、自分の都合のよいように使ってきた(更に魅了した一部の信者を手に掛けている節があり、それを匂わせる記述が、書籍版にはある)。

 ケイの力を奪うため、教会に連れ帰って監視をしていたが、それに気付いたケイとの戦闘でアスリナを餌とし、魔人化する。最後は魔人の剣を持ったケイに討たれた。



黒妖精(ダークエルフ) クルト “Dark Elf” Curt

――――――――――――――――――――――――――――――

挿絵(By みてみん)

 ケイたちが港町アシュベルに近い森の中の迷宮ダンジョンで出会ったダークエルフの男で、中盤までの宿敵。銀色の髪に褐色の肌を持ち、ケイ曰くイケメン妖精(エルフ)。ダークエルフの風貌は維持しているが、れっきとした魔人である。

 隠れ身(バニシング)のスキルを使って姿を消しながら移動し、敵の背後を狙って攻撃するのを得意としている。報復の短剣(アヴェンジャー)という名の武器を持っており、「斬れないものは何もない」と言わせるほどの装備スキルを発揮することができる。闇属性の魔法や状態異常魔法(デバフ)を得意にしていて、効果範囲を大きく広げた大規模な魔法も使いこなすことができる。

 いくつかの派閥がある魔人の国において、『リース派』に所属している。策謀を張り巡らせるのが得意で、自らが率先して敵を倒すよりも、他人を利用することに苦心するタイプ。そのため敵対する『オーバート派』の魔人をケイたちと闘わせ、排除しようとしていた。

 ジノがクライブの命を奪ったことで、シルヴィアから(再び現れるジノと共に)クライブの仇とされている。最終的にはケイとシルヴィアと対決し、ケイの捨て身の攻撃に嵌まってシルヴィアに討ち取られた。



大鬼の王(オーガキング) ジノ Gino the Ogre King

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挿絵(By みてみん)

 港町アシュベル近くの森の中の迷宮の深部を縄張りにし、勢力を拡大しようとしている『オーバート派』の魔人。大鬼の王(オーガキング)の名の通り、大鬼(オーガ)たちを眷属として使っている。大鬼(オーガ)に比べると比較的人間に近い風貌を持っているが、2メートルを超える大柄で、怪力であることに変わりはない。

 本来は敵対している『リース派』の魔人クルトと共に、クルトを追ってきたケイたちと闘うことになる。クルトとは一見協力関係に見えたが、実際はクルトに騙されていたらしい。敵を倒す(=経験値を稼ぐ)ことに異常な執着を持っており、自らの命を護ることよりも、攻撃を優先する。ケイたちとの1回目の対戦では、自分の命よりもクライブ(実際はシルヴィアを狙った)を倒すことを優先した。なお、本人はフロレンスに渡る前に転生(リンカネーション)の秘術を受けており、フロレンスで息絶えても再び魔人の国で復活することができる。

 転生(リンカネーション)の魔法によって再びケイたちの前に現れたが、最後はケイの持つ宝剣アレクサンダーの石化に掛かり、息絶えることもできず、竜の狩り場に至る迷宮で石像となった。



■内務卿 カーティス Curtis the Secretary of Interior

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挿絵(By みてみん)

 ハーランド王国の王宮に内務卿として潜伏する魔人。普段は立派なカイゼル髭が特徴的な、壮年の男性である。いつの間にか本来の内務卿と入れ替わっており、王宮内に潜伏しながら、勢力を拡大する機会を窺っていた。

 クルトからセレスティアがクランシーの加護を受けていることを聞き、その力を欲して策略を講じてセレスティアを王都におびき寄せる。企てがケイに見破られた後に、魔人化して闘うものの、ケイたちに破れた。



■スプリガン ベルナルド “Spriggan” Bernardo

――――――――――――――――――――――――――――――

 強靱な肉体を持つスプリガン族の魔人。クルトと同様のリース派に所属する。クルトからケイたちが失われた『ユルバンの武器』を持つことを聞いており、その武器を手に入れようと画策する。

 最後はケイの仕掛けた偽物の魔人の剣を見抜くことが出来ず、ケイとの一対一の闘いに敗れた。



■サイラス・クルス Cyrus Cruz

――――――――――――――――――――――――――――――

 ケイたちが荒野の迷宮で出会ったクランシーの使徒。迷宮化してしまったクランシーの神殿を管理するという名目で、荒野の迷宮に居座っていた。

 普段は穏やかな優男であるものの、実際は精神的に脆く、想定通りにならないことに対して必要以上の焦りを感じる性格である。

 なお、サイラス・クルスがクランシーの神殿を護っていたのは、自分が転移門を通って元の世界に戻れる可能性があると考えていたため。



■深層のレーネ “the Deep” Lehne

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挿絵(By みてみん)

 ハーランド王国の王都アンセルにほど近い、深淵の迷宮の最下層にある書庫を住処とする青い髪の美女(魔人)。強烈な存在感とグラマラスな外見を持ち、深淵の迷宮最下層に落下した主人公ケイを圧倒した。普段は他人に姿を見せることがなく深淵の迷宮の奥底に籠っているため、『深層』という二つ名で呼ばれている。

 いくつかの派閥がある魔人の中で『レダ派』に属し、その突出した能力も相まって派閥争いからは一線を画す存在。最初、出会ったケイを殺そうとしていたが、その存在に興味を抱き、ケイを鍛え上げるようになった。ケイのその後の選択に大きな影響を与えた本作の重要人物の一人でもある。

 魔法力に秀でた魔人で、魔人の中では珍しい水属性。水属性魔法、風属性魔法に加えて、強力な幻影魔法を得意としている。紅茶が好きで、甘いものには目がない。



■知識のレダ “the Wisdom” Leda

――――――――――――――――――――――――――――――

 絶界の山脈近くにある屋敷を住処とする、尖った耳と緑髪が特徴の魔人。彼の住処は常に大規模な幻影魔法に護られ、常人には到達出来ない状態になっている。

 突出した記憶力を持ち、この世界にまつわる様々な情報を知ることから『知識』の二つ名を持っている。ただし本人はあまりその二つ名を好んではいないようだ。

 いくつかの派閥に分かれる魔人の中で、レダ派を束ねる長でもある。幻影魔法と空間魔法を得意とし、その能力は自力で『世界と世界の狭間』に転移出来るほどである。ちなみに派閥の長ではあるものの、レダ派に属するレーネからは余り親しく接して貰えていないようだ。



■老人(クランシーの使徒) the old man (the Apostle of Clancy)

――――――――――――――――――――――――――――――

挿絵(By みてみん)

 主人公ケイを異世界であるフロレンスに転移させた張本人。齢七〇を越えた風貌のクランシーの使徒。

 元の世界からフロレンスに転移しようとしていた時に、ケイを巻き込んで『世界と世界の狭間』に落ちてしまう。『世界と世界の狭間』でケイに秘密を守るための『クランシーの制約』を掛け、その代わりとして『全てのモノの状態(ステータス)』が判る能力を付与した。



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