あまのじゃくなきみ
きみの すぐそばにも いるかもしれない
そんな人
わたしが 赤というと
きみは 緑という
わたしが 黄色といえば
きみは 紫という
わたしが 青といったなら
きみは やはり オレンジというのだろう
にていないね
でも だれかににてる
そんなに にていない人と話して楽しいの?
と わたしの中のわたしはたずねる
わたしは
いつも
みょうなきもちなんだ
と こたえる
いやなきもちになるときもある
気になるときもある
うれしいきもちに なるときもある
でも いつも きみは
あいかわらず
あまのじゃくなんだ
変わらず ずっと あまのじゃくなんだ
それはふきげんな あまのじゃくもあれば
ごきげんなあまのじゃくもある
だから わからないんだ
じぶんでも
むかし 友だちから 言われたことがある
その子のきもち すこしわかったきがする
よかった
だからかな
きみと話すと わたしはみょうなきもちになるんだ
そして今日も