今日、そして明日。
読むとか書くとか、そんなことに飽きてほっぽり出しても、他にしたいこともないので、世界のあり方を見る、とかなんとかこじ付けて、また読んだり書いたりする、そのこじ付け方が文体に現れて、大袈裟かもしれない、けれど僕は大袈裟だとは言わない、何とか生きていこうとする形になる、そうして書かれる物だから、小説といえるのか自分でも不安になるし、進みは遅いし、葛藤は日々移りゆく。分かったようなことを書いても、明日には、分かっていないような顔をする。こうした思いは個人の中に留めておけばいいはずで、ほとんどそうしていて、なぜ今回はそうしなかったのかは、心のどこかで、ここで出会った人達に感謝をしているから、とも思えて、これがお返しになるとはとても思えないけれど、僕は今こういう風に物事を見ています、とだけ、言ってみたかったのです。