ギルド発見・代償は着地
眩い光に包まれ、地上に降り立つ。
それが異世界転生の勇者だと思っていた。実際、夢でなければアイツは天使なんだろう。で、あそこは多分天界ってやつだと思う。まぁそれももうどうでもいい。もう一度言う俺は転生とは、ゆっくり地面に降り立つようなイメージがあった。だが実際は、、、
『グギャャァァァァァァァァァァ』
降り立つと言うよりは落下であった。
人生やり直しとかじゃないのは好印象だが、それを圧倒的に上回る悪印象。転生した瞬間に死ぬじゃん。いろんな不満が頭の中を堂々巡りしている。地面が見えてきた。『洋服をパラシュートがわりにすれば,,,』
俺は洋服を脱ぎ、急いで広げようとした。
『ドサッ』
間に合わなかった。____
___気づくと俺はベットの上にいた。
『えっ?俺死んだ?えっ?
俺転生した瞬間にまた死んだの?えっ??』
部屋の扉が開き、少し筋肉質な女が入ってきた。
『やぁ,起きたようだね。』
『ワァオ!イッツワンダホー!』
驚いて叫んでしまった。なんとその女は、ケモミミが生えていたのだから!
『君,空から降りて来たな?』
はい、落下しました。
『やはりお前も勇者なのだろう?』
なんだかわからないが、勇者と言われることに悪い気はしない。
『驚いたよ、目の前に君が降って来た時はな』
おぉ、やっと脳が追いついたようだ,アイツのおかげか、あそこから落ちても大丈夫だったようだ。
『助けてくれたんですね、ありがとうございます。』
『いや、大丈夫だ、ちゃんと体で支払ってもらうから。』
えっ、それってまさか、、、
『フフフ、天から降って来る人間は、強い力を持つ!我がギルドで、死ぬまで活躍してもらうぞ!勇者を手に入れた私のギルドは最強だ!』
女が興奮したように言う、、、俺の淡い期待を返してもらいたい。
っていうか、俺以外にも転生したやつはいるのか?
『お前,こっちに来い。能力を測ってやる。』
『あっはい!』
能力見るって?どうやるんだろうか、やはり俺はチート並のスキルとか持っているのか!それとも魔法が使えるようになってたりとか?!?
女に案内されながら、そんなことを考えていると,
『着いたぞ、この水晶に手をかざせ』
言われるがままにそうする。
『おぉ!』
目の前にゲームのウィンドウのような画面が出現し、そこには俺の名前と数字が映されていた。
『ふむ、ステータスは、、、弱いな。スキルが強いのか?』
運動部をやっておけばよかったか?今更後悔しても遅いか。
『ほう、これは』
女が呟いた目線の先には、 スキル・代償 と書かれていた。