表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英語無双  作者: strength
1/6

第1話 オギャー


「オギャー、オギャー」

部屋の中で赤ちゃんが泣いている。生まれたばかりの赤子だ。綾蘭川家の長女が生まれたのだ。


「名前はどうします?修羅さん」


母親が聞いた。とても嬉しそうだ。


「そうだなー。羅の字は継がせたい気もする」


父親も笑顔で、そう答えた。


「なら、羅神?」


母親は嬉しそうだが、絶望的なセンスだ。男の子っぽい名前だからだ。


「流石にそれはなー」


やはり、父親は否定する。


「何がいいですか?」


母親は父に良さそうな名前を聞くことにした。


「咲良とかどうだ。羅の字はないが。可愛いだろう」


父が提案する。


「蘭は使いたいと思ってたんだけど。咲良でいいんじゃ無い?」


母親も肯定する。


「ノリで決めるな。春とか蘭とか使いたい。でも、咲良でいっか。俺もかよ」


1人でボケツッコミすんのかよ、修羅(咲良?父)


「ツッコミ自分でするなんて悲しいですよ。」


母親の言うとおりである。


「なぁ、ローズも咲良いいと思うよな?」


修羅が嬉しそうに聞いた。


「ええ。良いわ。最高よ」


母親であるローズも嬉しそうに肯定した。

そう。この赤子ハーフである。輝く太陽のような金髪に海の雄大さを体現するような澄んだ青い目をしていた。


こうして、赤子は綾蘭川咲良と名付けられた。数ヶ月後には話したり、立ったり、歩いたりできるようになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ