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仮名 幼なじみに母性を感じたら  作者: あるにき
第1章「個人の見解です」
6/7

5 : 風邪回 1

ZOZOTOWNを築いた前澤さんがTwitterのお年玉企画を通してやろうとしているベーシックインカム制度。

ベーシックインカムというのはまだ新しい社会保障制度のことだ。

まだ実現しているものじゃないので新しい考え方、というのが正しいか。

内容は、国民全員にお金をあげる。というもので、これが実現されればバリバリ働いて月に1000万稼いでる人でも、生まれて1度も労働したことない人でも月に10万ぐらい口座に振り込まれる訳だ。

これをすれば、仕事だけの収入で生きるのに精一杯の低所得者層の人間が財を購入する、モノが買われるということは、企業が儲かる、企業が儲かれば景気が良くなる。という景気回復効果がこのベーシックインカムの最大の長所だろう。

問題点は、無償で金を提供したら誰も働くなくなるんじゃないかという懸念だ。

他にも様々理由はあるが、やはり労働者が居なくなれば景気どころじゃないので否定派の意見の方が強かったのだが、世界的に感染症でも広まれば試しに導入する国もあるかもしれない。

まだ誰もやっていないことだから、誰もどのようなことが起きるか分からない。

だが上っ面だけ聞けば消費者にも生産者にも、誰にでも得のある制度のように聞こえるので是非とも導入して欲しいところだが、もしこれが自分の国で導入されれば、「俺なら働かないな」とまっさきに頭に過ぎった。

毎月なんもしてないのにアコムから金を借りるかのごとく口座に金が振り込まれていればそのうち感謝もしなくなり、ベーシックインカムが失敗したとして、廃止することが決定したら暴動が起きる未来が容易に想像できる。こういうところで日本人の異常なまでの愛国精神もようやく薄れてきたなと実感する。勝とうが負けようが贅沢はしたい。


そして今日は、ベーシックインカムじゃないが、いつもいる人間が一日いないだけでその人の有難みが身に染みてわかる、というお話を紹介しよう。

ところでそんなことよりも幼女を育成するゲームを作りたいと思うのはいけないことではない(断言)


あ、主人公の弓波圭です。

では、どーぞ
































「7度5分...うん、風邪だな」


「...みたいですね...いつぶりかな...」


雨。

紗英が風邪を引いた。朝飯を作ってもらいリビングで朝食を取っていれば、どことなく顔の赤い彼女に疑問を感じ、試しにと熱を計ってみればこれだ。


「ま、今日は休みだし、とりあえずゆっくりしてろよ。まず横になれ」


「あ、うん...ウチまで戻らないと...」


「あ?家でいいよ。看病するのにいちいちうえ上がりたくないし」


「そんな、悪いよ」


「お前家帰っても誰もいないだろ。自分ち戻ってどーするんだよ」


紗英は両親とは不仲なので滅多に帰らないとか。詳しい事情は把握しているが今は割愛。


「風邪なんて久々だけど、薬飲んで寝てれば治るはずだよ。季節的にインフルエンザとかじゃないだろうし。...こホッ....圭くんも私と同じ部屋にいたら移っちゃいますよ」


「移るのはいいよ。それでお前が治ればお前が俺を看病すればいい」


今日は土曜。今日に紗英から菌をもらって日曜に俺が発症、一日で回復すれば月曜には登校できる。

うん、いいじゃないか。濃厚接触しまくりだ。不謹慎ですねすみません。


「とりあえず後で病院いくぞ。まだやってないから、それまでは横になって休め」


「....ありがとうございます。それじゃあ圭くんの好意に甘えようかな。ソファで横になっちゃっていいですか?」


「俺の部屋か親の寝室。どっちがいい?」


「...その二択なら圭くんの部屋で」


「すげえ嫌そうに言うじゃんお前」


普段軽いスキンシップはよくするのに酷いなおい。

ま、普段ウチで寝ちゃうと俺のベットまで運ぶし、慣れたものかもな。

あ、今回初めて小分けにして投稿するわけですがね。

一つだけ言いたいことがあるのですよ。





看病回、早すぎねぇ〜〜〜!!??

こういうの、漫画とかなら2巻とか3巻でやるネタだぞ!?使っていいのかよ!まだ5話だぞ!

不安でしかねぇ


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