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仮名 幼なじみに母性を感じたら  作者: あるにき
第1章「個人の見解です」
3/7

2 : アダルティな冒頭質問

夕食を食べ、リビングでテレビを眺める。

隣に紗英が座っている。


「この小説、圧倒的に人物同士の話が少ないと思わんかね」


「...?」











「というわけでこんな感じの会話ならテンション上がるよねっていうのを、どうぞ!」























よーろれいっひー





-自己紹介からお願いしようか。下の名前だけでいいから


「え、紗英...だよ?」


-何歳?


「じゅ、16です。今年17になります」


-若いねえ、こんなことしてていいの?


「かなり長く続けてるから、もう日課ですよ」


-普段何してる人なの?


「普段って...が、学生だよ」


-学生証って今持ってる?撮影に使いたいんだけど


「さ、撮影?何するつもりな、なんですか?」


-...どのぐらいの期間ヤってるの?


「え、いや...技術をしっかり身につけて、相手を骨抜きにできるようになってからだから...だいたい5年ぐらい前からです。それ以前からもよく...」


-そんなにヤってたら体持たないよ?


「そ、そうかな...たしかに最近腰とか痛いかも...」


-マッサージしてあげようか?


「いいんですか?ならお願いしようかな...」










ハイカットおおおおぉ!!


「いやぁ、いいね!」


興奮気味に俺が息を荒らげる。


「え、え?どうしたの圭くん。マッサージしてくれるんじゃないの?」


「我ながら完璧な導入!無垢な少女を...ってこの質問の仕方だとあんまり無垢っぽくないか...実際無垢なのでよし!無垢な少女にマッサージと称してエッチなことする展開だぁぁぁ!!」


展開だぁぁぁ!!


「じっ.....」


歴代最高、これ以上ないってぐらい睨まれる。


「悪かった。好奇心だったんだごホゥ!」


これは...過去多くの創作物で使用され、けれども実際に扱うことは出来ないという...禁断の技!!『首トン』!

あー、これこんな感じなn...


「人でエッチな遊びをしないでください!」


一応彼女とて、エッチなものの閲覧経験はあるのだろう。たぶんポル○ハブとかで。

それ故に途中から何をされているのか大まか察しが着いていたが、圭が満足するまでとりあえず合わせてあげる辺り、年季かかっていることが分かる。

ツインテールと言っても元来の彼女の性格やにじみ出る優しい人オーラ、言ってしまえば包容力の前には誰としてツンデレという言葉は発しない。普通より少し大きい程度のお胸でこの包容力。恐るべし。

え、手を出したじゃないかって?

真に包容力に長けた人間はそこらの男より強いものである。

強いものである。こう、歌舞伎町で痴話喧嘩が勃発しても女側が男投げ飛ばして帰る的な強さ。


「....」(白目)


ソファで力なく横たわる圭の頭を少し動かし、自分もソファに座る。

動かした頭を自分の膝に持ってくれば、あっという間に膝枕の完成。

彼女としてはもはやいちいち意識することでもないので、持ってきたお茶請けとお茶を飲んでのほほんとした雰囲気でテレビを見る。

距離感が予め近いと恋愛に発展しにくいものだが、彼らの場合どうだろう。

ここでは、そういう所を眺めてやって欲しいです。はい

ブックマークに広告下からのポイント評価、お待ちしてます!

コールトゥアクションって大切ですからね。

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