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仮名 幼なじみに母性を感じたら  作者: あるにき
第1章「個人の見解です」
2/7

1: 家に帰れば

この現代において、自炊とは邪道である。

邪道である。
















邪道である!!














邪道である(邪道である)!!





「さっきからお風呂で何叫んでいるのですかー?」


「ん、邪道である!!ってー!」


「なにがですかー」


「お米は固めだよなーって」


「お風呂でどうやったらそんな思考に至るんですかー」


「闇に電流走った...ってところかな」


「褒めてな....あー、うん。凄いや」


諦めたな?

うむ、話を戻そう。

やはり邪道なのだ。現代において自炊程手間のかかり無駄なものは無い。

ウチの親はちょうど一般家庭の人間が家でご飯を食べる時間帯家にいない。いるのは基本昼間が夜中だ。

そのため夕飯は俺が何かしら用意する必要がある。

が、一人で食材を買うのは余らせてしまうし、冷蔵庫に入れておけば親が何かしらの料理に使うだろうとも思うかもしれないが、母は認めた人間にしかキッチンを使わせないという料理人気質の女だ。

俺一人の暮らしであれば毎日牛丼食べた方がコスパがいいのだが、俺の幼馴染はその「認められた人」なのだ。トライフォース的な


少したって風呂をあがり服を着てリビングに行けばテーブルに料理が並んでおり、5つある椅子のひとつに紗英が座っている。

どういう訳か人前で滅多にラフな格好にならないのでここまで来て俺は彼女の寝巻きを見た事がない。

女子同士なら変わるのか。

ところで女子の性欲は男のウン倍という話がありましてね。


「さ、座ってよ」


「お、チーズカレーじゃん」


カレーというのはやたらめったら奥が深い。

市販されている材料で充分、自作のルーを作ることは簡単なのだ。

もちろん、適当に何種類化のスパイスを合わせれば味が良くなる訳でもないから何度も失敗を繰り返し「感覚」ってやつを掴まないといけない。

1部界隈ではこれがツボらしい。

日本人よ....舌が肥えている日本人よ。

おお、なぜ日本の料理サイトはあんなに適当なのばかりなのか...もっと仕事しろ...


そうじゃない、市販のルーの味に飽き飽きし、新しい刺激を欲している、日本人よ!!

料理が苦手でもスパイスの調整は料理というより科学の要素がある。

いわゆる ばけがく の要素だ。

楽しい実験と思って、ブイチューバーにスパチャしてる額でスパイスを買ってこい!ぼくのかんがえたさいきょうのかれーを作り上げるんだ!!


紗英のカレーはとても美味しかった

どーも。

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というコールトゥアクションの使い方を他の投稿者様から学びました。


ブックマークに広告下からのポイント評価、お待ちしてます!(2度目)重要なので

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