第四話「寂しがりとお夕食」
どうもです。葉月夏と申します。
今回話が短いです。
あと、なるべく10時までの投稿目指すのでよろしくお願いいたします。
ある日の朝......
私「いちくんエプロンの紐ほどけてるよ。結んで
あげる。」
いちくん「あっ、気付かなかった。」
私「よし!いいよ。」
いちくん「ありがとー。」
私は、このいちくんと、もう一人カイくんという
少年たちと暮らす事になったのだが、いちくんは、推しだし、優しいからいいけど
カイくんは......
カイくん「ヒュー。お似合いだね♪」
この通り、ひやかしてくるのだ。
いちくん「そんなんじゃ、ひどいよカイくん!」
私「まぁまぁ。気にしないで、いちくん。」
それからというもの、いちくんは、気遣ってくれているのか、カイくんのいないときしか話をしなくなった。
それで私は、どうしたのか聞いてみた。
いちくん「あー......気にしないで。」
その日の晩の事。
三人「いただきます!」
私「いちくんの作るのはみんなおいしいね♪」
話しかけたが、ニコッとしてくれるだけだった。
そして、
カイくん「ほんと、幸せそうだね。俺なんかいな
い方が……」
カイくんが、話している途中で、いちくんが今までに見たことの無い悲しげな顔で、カイくんの胸ぐらを掴んだ。
いちくん「どうしたの?」
カイくん「......。」
いちくん「嫌いになってないよ?」
カイくん「そんな事わかってる、でも二人を見て
ると一人な気がして......」
私「バッカね!寂しいなら、言わなくちゃ!
さっ!カイくんご飯食べよ!無くなっちゃう
よ?」
カイくん「ぐっ!わかったよ!ほら食うぞ!」
いちくん「わかってるって。」
私は、思った。この時間はいつまでも続くのかと
でも当分、こんな感じなんだろうな、
そう思うことにした。
次回は、カイくんといちくんの1日を紹介したいと思います。
では、また次回会いましょう。