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掌編小説集8 (351話~400話)

ここは…

作者: 蹴沢缶九郎

「ここはどこだ…」


辺りを見渡し、私の遥か頭上に存在する地球を見つけ、ここが地球ではないどこかである事を理解する。次の瞬間、そんな私の問いに答えるように声が聞こえた。


「ここは月だよ」


声のする方を見ると、自分と姿形の同じ者がこちらを向き立っていた。私は思わず尋ねる。


「月…?」


「そう、月。…僕らは亡くなると月に来るんだ」


と、一匹のウサギは答えた。






「ここはどこだ…」


光も熱もほぼない冷たい世界で私は呟く。どこからか声が聞こえた。


「ここは海王星だよ…。僕らタヌキは亡くなると…」

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― 新着の感想 ―
[一言] SFっぽいはじまりを思わせ、ファンタジーになりました。こういうの好きです(^^♪身近な星、火星なら、どんな動物があうでしょうね。♪
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