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UMA《勇魔》 ~勇者は悪魔に成り上がる?~   作者: ウィン
ちょっと長め(?)のプロローグ
7/33

No.7 メニュー

因みにかっこは 

「」セリフ  ()思考·つけたし   〈〉詠唱   【】スキル名  []メッセージ

の予定です。メッセージは暫くでないです。

変わったらチャンとお知らせします。

間違えてたら教えてね?

「では、本題に入らせてもらいます。」


ナンクさんがそう言うと全員が静かに顔を向ける。


「皆さんを召喚したのは私達です。国王様の命令でとはいえ、無理に連れてきてしまい申し訳ありません。」


そこでまた軽く頭を下げた。


「さて、その理由なんですが、魔王の討伐が深く関係しているのです。

詳しい話は後にさせていただきますが···」


魔王か···それならここは剣と魔法の世界だろうな。


「やっぱりメニューとかステータスとかスキルとかがあるんだろうな···」

「あれ?スキルやステータスを知ってるんですか?」


あ、声に出てたか?


「いえ、僕達の世界にゲームと呼ばれる物がありまして、それに似ていたので···」

「ハハッ!!僕達の世界?僕達だって?ゴミなんかと一緒にされたくないなぁ!なぁ、皆もそう思うよなぁ!!?」


うっわ···垂れ目··さすがにそこまで言われるとへこむかも···しかも皆「そうだ!」「一緒にするな!」「サイテー!」とか言ってるし···ま、慣れてるから大丈夫だけど。


「スミマセンね。僕達の他にゴミが混じり混んだみたいで···どうぞ、お話を続けてください。」


垂れ目はニヤニヤしてナンクさんにそう言った。···ウザすぎる···

ナンクさんはそれを無視して僕の方をチラッと見た。なんだろう。


「···さて、話を続けます。先程彼が言ったように、あなた方は全員【メニュー】というスキルを覚えているはずです。〈メニューオープン〉と言いながら魔力を込めるとメニューが開きます。」


魔力···?まだ使えないぞ?なんだろ、魔力、魔力···


「〈メニューオープン〉」


なにも起こらない。魔力てどうやって込めるんだ···?まわりの皆も、僕と同じ状態のようだ。


「あれ··?なんで皆さん出来ないんでしょうか···?」

「そりゃ、お前さんの教えかたがヘッタクソだからじゃろ。」


あ、今まで空気だったルードさんだ。


「聞けぇい!!おまえらぁ!!」


全員体がビクッと動く。ビックリしたんだろう。


「コツはぁ!!まず!!頭の中に好きな色を思い浮かべ!その色を目の前に出す感じだ!!」


コツ···なのか。好きな色···ないなぁ···まあ、適当に四角を思い浮かべる。色とか気にせず、そのまま前に写し出す感じで···


「〈メニューオープン〉」


ヴォォォ··ンというようなおとがして目の前にメニューとかかれた透明な板のようなものが出てきた。

なるほど。こういう感じか···

ふとまわりをみるとほとんど全員が成功している。


スゴいなルードさん。

そう思ってるとナンクさんとルードさんが話をしていた。


「···スゴいですねルードさん。」

「ナンクも天才ゆえ、凡人の感覚がわかっとらん。こう言うのは適当に出来ると思わせれば出来るもんだ。」

「へぇ···覚えときます。」


········聞かなきゃよかった···

僕の中でのルードさんは、スゴいけど信用しちゃいけない人になった。

スペースと1部文章修正。あとサブタイも。(2020 5 17)

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