No.4 湯田の過去 その3
ブックマークがついてた···一件だけど···
超嬉しいです!っていうか見てくれてる人がいるのが嬉しい!!
これで見てる人いないと私はただの黒歴史をネットに刻み付ける可愛そうな人になるので···
見てくれてる人、この作品が良いなと思ったら知り合い等に進めてくれてもいいのよ?
それでも中学校には行こうと思った。出来る限り他の人とかぶらないよう、少し遠いところに行く事にした。
勉強は家でこもってる間、少しづつやっていき、皆に追い付くことは出来た。
中学ではネットで学んだネタで明るいキャラを演じて暮らしていた。そのうち本当に明るい性格になってきて、友達も出来た。でもそれも少しの間だった。
中学校に行きはじめて3ヶ月程たった頃、友人の1人が急に聞いてきたのだ。
「お前···引きこもりだったんだって?」
ビックリした。今までそんなこと一度も言われなかったからだ。
「何言ってんだよ!そんなわけないだろ!?」
少しおどろきつつ、否定はしておいた。
「いや···野球部にさ、お前と同じ小学校だったやつがいるんだ。そいつが言ってた。‘湯田とか言うやつ、見たことない。’ってな。」
3ヶ月は耐えた。でも流石に無理があったんだろう。僕も心のどこかでいつかこうなるんじゃないかと思ってた
「···バレちゃしょうがねぇ!そう!僕は引きこもりを小学生で体験したプロのヒッキーだ!!」
「····そっか。じゃあな。湯田」
僕の秘密はばれ、友人は少しづついなくなっていった。
でも自分で選んだ道なので、引きこもるのも何か嫌だった。
止めるのも負けた気がして嫌だった。
その内、髪を染めたチャラチャラした先輩に絡まれるようになった。
そして、やっぱり僕は中学校でもいじめにあった。
それは、今の高校生活まで続いている。
「んぁ··?」
目が覚めた。パソコンの画面を見るとGAMEOVERの文字がでている。
時計には0:45と出ていた。ゲームをしながら過去を振り返ってるうちに寝落ちしたらしい。
「うーん···」
伸びをして、着替えを始める。
やっぱりこの世は理不尽だ。優しさ何て存在しない。僕がいじめにあった切っ掛けは武司君を助けたこと。
でもその行動は間違っていなかった。絶対に。
しかし、正しい行いをした僕はいじめにあった。それをみてみぬ振りをする皆はいじめの対象にならない。
間違っている。この世が。僕の行動は正しい。でも、力がない。武力、権力、財力、親友···なにもない。
味方はいない。でも間違っているこの世をどうにかしたい。
「あぁ···明日なんて来なければいいのに···」
そう言いながらベットの上で寝た。
スペースと1部文章修正(2020 5 17)