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UMA《勇魔》 ~勇者は悪魔に成り上がる?~   作者: ウィン
ちょっと長め(?)のプロローグ
3/33

No.3 湯田の過去 その2

前回の最後に「だ」を入れ忘れた···

そして、編集をしてもなおらない···

いつかなおせると信じている!!

頑張るんだ、俺!!

過去へん、あと1話程続く予定です。

あと転移しても暫くは説明回になる予定です。ハイ。

― ←この記号って名前あるのかな···いっつも「きごう」って打って変換してるんだけど···

知ってる人、教えて···って、見てる人いないか。(泣

僕は気づいたら自宅の前に立っていた。無意識の内に帰ってきてたらしい。よく轢かれてなかったな。


「ただいま····」

「おかえりー。おやつは机の上にあるからねー!」


家にはいるとすぐに母の声がした。母は晩御飯を作っているようだった。


「·····」


僕は母を無視して階段を登った。


「···壮介ー?何か悩み事でもあるのー?」


ご飯の支度で手が放せないのだろう。少し大きな声で聞いてくる。


「···別にないよ···」


一応、母に聞こえるくらいの大きさでそう答えた。


「ふーん···晩御飯にはおりてきてね?」


母は何か察したのだろう。あまり深く追及してこなかった。

僕は自分の部屋に入り、ベットの上に倒れこんだ。

何がダメだったのか、何がいけなかったのか、どうしてあげればよかったのか。


ずっとその事を考えていた。

僕のせいかもしれない。僕が先生に言わなければ武司君はあれほど悲しまなかったのかもしれない。

僕が先生に言って何が変わるのか、僕がしたことに意味はあったのか。

ずっとそんなことを考えていた。


その日は、そのまま眠ってしまった。明日、武司君に謝ろうか。そんなことを考えながら。


次の日、学校に行くと机が無くなっていた。

まわりを探しても見つからない。

おかしいな、と思いまわりにいた同級生に聞いたら武司君が6年生と一緒にどこかへ持って行くのをみたと言われ、すぐに校舎の中を探したら、トイレの中に置いてあった。


僕一人ではまだ運べなかったので先生をよんだ。先生はいじめじゃないかと心配してくれたが、大丈夫です。と答えておいた。


教室に戻ったら、僕の鞄がぐちゃぐちゃにされていた。


一時間目、授業を受けるので筆箱の準備をした。中を見ると鉛筆は全部折られていた。消しゴムには「死ね」と掘られていた。


給食の時間、僕の給食にだけ大量の虫と髪の毛が入っていた。

昼休みにそとに遊びにいこうとすると靴が無くなっていた。

結局帰りの時間になっても見つからず、午後7:30くらいにようやくみつけた。

ゴミ箱の中の底の方に入っていた。


やったのは全部武司君だったそうだ。


そのとき少し考えればわかったんだろうが、武司君は6年生に脅されてやったそうだ。


でもそのとき、僕は気づけなかった。そして、深く落ち込んだ。

やっぱり僕はダメだったんだ。まちがってたんだ。何がダメだったんだろうか?


僕がだめだったんだ。僕は武司君を助けようとした。でも実際は僕がしたことはいじめをエスカレートさせるだけだったんだ。

そう考え、僕は引きこもった。

スペース修正(2020 5 17)

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