ヒーローの誕生。
さて、自分の力の危険度を確認した後再びこの森の出口を目指してあるいて・・・ん?
なんかヤバいものを感じる。
えっと?
こういうのを直感っていうのかな?
なんかこう、ぴきーんってきた。
取り合えずその方向へと走り出す。
タタタタタタタ・・・・・
ん・・・?
なんかどんどん勝手に加速してない!?
ぶつかったと思われる木なんか吹っ飛んでいったよ!?
どうしようこれきっと止まらない・・・あ、でもほらみて?僕の直観は正しかったみたいで、今ちょうど女の子がでっかなドラゴンに襲われてる所だったよ!!
うん、この状況を最高に利用するには・・・
女の子視点にチェンジ。
私には魔法を使うためにいる魔力がない。
5歳になったときに人間は魔力に目覚めるのに、測っても測っても私には魔力の反応がなかった。
なのに私の周りにはおかしな現象ばかり
気味悪がった親は世間体を気にして私を死んだことにして死の森の中に捨てた。
別に悲しくない。
そう思ってたんだけども・・・仕方なく森を彷徨っている時にドラゴンと遭遇してしまった。
ああもうだめ。
涙が溢れてきた。
誰か助けて!!!
どかああああああん
「へ・・・?」
突然起こった事についていけなくて間抜けな声がついつい口からこぼれた。
何があったの?
もくもくと立ち上がっていた土煙がきえると同時に飛び込んできたのはドラゴン。
ちょうど心臓のあたりがぽっかりなくなって死んでいる。
え・・・?
どういう事!?
「あー・・・汚い。『この汚れはなかったことに。』・・・よし。」
あ・・・人だ・・・。
自分の身体がびくりと無意識に跳ねた。
いままで忌子として散々身内に暴力を受けてたからだ。
でもその声の人はそんなの知るはずもなくこっちへ寄ってきた。
「えー・・・と、大丈夫?」
恋に落ちた音がした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
誤字・脱字などあったら、どんどん書いて送ってください。お願いします。
ほかにもここはこうしたらいいんじゃね?って思うこともどんどん書いて送ってくれたら作者は飛び跳ねてよろこびます。
よろしくお願いします。
ていうか、最後は書いててテンプレだなぁと思いました(笑)