あ、僕死んだらしい。
「んー・・・ここはどこだろうな・・・」
唐突に真っ白な景色が目に映った。
見事に白しか見えないww
「あ、目ぇ覚めたぁ?」
「ダレ!?」
え、こいつさっきいたっけ!?
「ダレって?率直に言うと、神だよぉ。」
「あいたた・・・厨二病患者の方でしたか」
「ちがうよー!俺はれっきとした創造神だよぉ!!」
あーはいはいわかりましたよー信じればいいんでしょー?
まぁこいつが神じゃないとこの現状説明できないしね
「で?神は僕に何の用なの?そしてここどこ?」
「まぁまぁ落ち着いて!ちゃんと話すからさぁー!」
こいつ・・・しゃべり方ウザいのに顔イケメンとか・・・マジ爆発しろよ
「?・・・なんか殺気感じたけど説明するね?」
どーぞどーぞ。
「まずぅー、ここは死と生の境目だよぉ!なんで君ここにいるかわかる?」
死と生?
ってことは。
「え?なに?僕死んだわけ!?」
「しょーゆーこと★」
だめだ・・・いきなりすぎてフリーズなう
いつのまに僕死んだのね
まぁあの世界は住みにくかったからいいんだけどね
「どうやって死んだか憶えてるぅ?」
「いやまったく」
「きみはねぇ、俺がぁあそこにさいてる命の花を間違って踏んじゃって枯れちゃったから急激に運が悪くなってロードローラーに轢かれちゃったんだよぉ★」
「ざけんな、おい神。」
僕は神の頭に手を置いて力を込める
ミシミシ・・・
「ぎゃあああすいませんでしたぁ!!!だからっ!!悪いって思ってるからぁ!!転生させてあげようと思ってたのー!!!」
ピタ。
「・・・転生?できるのか?」
「そーそー・・・あー痛かったぁ・・・」
「おい馬鹿神、その話kwsk」
「はいはいー!」
とつぜんこの馬鹿神は今まで悶えていた身体をすっくと起こして元気になった。
なんなんだこいつ・・・
正直キモイと思ったり思わなかったり。
「君がこれから行くのは、君の元いた世界じゃなくて魔法の世界だよぉ!嬉しいでしょ?
ちなみになんで元の世界じゃないかというとだねっ!魂がもうあっちに戻れないからだよ!!」
最後の説明説明じゃなかった・・・
ただ結論を述べただけじゃないか・・・
「でぇ、さらに君はラッキーなことに神からお詫びとして新しい身体を預かってるよぉ!!なにかいいことがあるかも!?楽しみだねぇ!!」
新しい身体って・・・某アニメの「あ●ぱんまーん、新しい顔よ!!」っ的なノリだよね!?
まぁでも、貰えるものはもらっておこう。
「じゃあさっそく取り替えるねぇ?新しい身体よ!!はいできた!具合はいかがぁ?」
「うむ良好。」
「よかったよかった!じゃあ、いってらっしゃーい★」
うん、なんだかんだでいいやつだな・・・と思ってた時期が僕にもあったな・・・
ぱかっ
うん?
なんか突然浮遊感が・・・?
おお、足元がない!!
「ふっざけんなああああああああこの馬鹿神いいいいいい!!!!!!!」