表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/46

第5話 火山共鳴


「・・・」


アラバは氷の中で、降氷龍を睨んでいた。


ズゴゴゴゴゴ


「あれ?」


先程活動を全て停止させたはずの火山が、1つ火を噴いた。

次第に、火山が復活し始めた。

溶岩の熱で氷がとけ、いつもの火山地帯に戻った。


「どうなってるんだ?」


降氷龍がうろたえる。


「火山の力なめんな!!」


氷が溶けて復活したアラバが降氷龍を爪でひっかく。


「ぐっ!」


すると降氷龍が飛び上がった。

と、次の瞬間何者かに叩き落とされた。


「よぉ!」


「貴様はあの時の狩人かぁ!!」


降氷龍が目に怒りを灯しながら吠える。それもそのはず。紅蓮と降氷龍は一度やりあい、降氷龍は紅蓮に敗れ、命からがら逃げた事がある。


「今日こそ決着を着けようぜ。」


「クソヤロォ!!」


降氷龍が二度目のコールドブレスをはいた。


「二度もくらってたまるかよぉ!!」


アラバは炎ブレスで対抗する。


その隙に紅蓮が降氷龍の後ろに回り込んだ。


「くたばれぇ!!」


紅蓮が地面を蹴り高く跳び上がった。そしてそのまま大剣で尾を切り裂き、切断した。


ビシャァァァァァ!!


辺りに血がしぶいた。


「グギャァァァァァァァ」


降氷龍が悲痛の叫びをあげた。


するとアラバが周辺の大気を凍らせた。


「人間!!少し離れろ!!」


紅蓮はアラバと距離をとった。


バチバチバチバチ


アラバに電気が溜まってきた。


「ショック死しろぉ!!」


アラバはその電気を降氷龍に向けて、全て放電した。



ズドーン



「グギャァァァァァァァ」


そこには瀕死状態の降氷龍が居た。


「ちっ、まだ死なねぇのか?」


アラバが舌打ちするが、もうほぼ力を使いきっていたためこちらも動けなかった。


両者睨み合いが続く。


ビシャァァァァァ!!


するといきなり降氷龍が血しぶきをあげながら倒れた。

紅蓮が右前足を切断していた。



編集完了

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ