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第43話 二度と起きない再会

なかなか投稿できなくてすいませんでした。


アラバ達は、紅蓮の存在を消すためにマキガ村に向かっていた。


「グレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロスグレンコロス………」


アラバから大量の殺気が溢れている。

そのアラバを俺達は少し避けていた。



マキガ村は孤島から離れた大陸の端にある。

だから、一度海を渡らなければいけない。

ユウキは一応泳げるが、そんなに長距離は泳げない。

なので、クロスの背中に乗らしてもらった。狼四姉弟と大和と霊真も泳げるから、海で。

アラバは、飛べるので空から。


シャギは、周り道でマキガ村へ


「シャギ、頼んだぞ。」

「「「「「アニキ、了解しました!」」」」」


そして、海の上。


ズキッ!!


「うっ!」


何故かアラバの鳩尾に痛みが走った。


「どうした?」


大和が聞いてみる。


「なんか、鳩尾に痛みが。」


アラバは?を浮かばせながら、飛んでいた。

すると、先に海から出ている白い物が見えた。


「何あれ?」


アラバの?が増える。


「海底まで繋がっておるぞ。」


霊真が海底遺跡ではないかと、推測した。


「今は関係ない。

早く紅蓮を殺ろうぜ!」


アラバが殺気をただ漏れにする。

すると何処からか、氷ブレスが飛んできた。


「全員避けろ!!!」


大和の呼びかけに、全員ビームをかわした。海一面が氷張りになり、足場ができた。

見ると、前から紅蓮とクローン達が迫ってきた。


「な、なんだ。あいつら!」

「わしたちにそっくりじゃ!」

「どうなってるんだ!!」


アラバ、霊真、俺の順で驚きの声をあげる。


「紅蓮くたばれ~~!!!」


バキバキバキ


アラバが紅蓮に向かって、走り出した瞬間、氷が割れた。


「うわっ」


思わず、みんなよろける。


そして、

アラバとアラバのクローン

ユウキとユウキのクローン

大和と大和のクローン

霊真と霊真のクローン

クロスとクロスのクローン

ジンオウガ姉弟と合成ジンオウガに分かれた。


「くそっ、これじゃぁ紅蓮が殺れねぇ、さっさと海の底に沈めてやる!!」



さぁ、デスマッチの始まりだ。


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