第42話 狩りの準備
テストが終わったので、投稿しました。
どうぞ
「おおお~~~」
紅蓮は出来上がったクローンを前にして、感激していた。
「おぉ、見事じゃ。狼が合成したのう。
紅蓮、これでどうじゃ?」
「あぁ、充分だ。後はヨハマに攻め混む準備だけだ。」
紅蓮は、カプセルに入ったクローンを手投げ玉型モンスター収納カプセルに移し、ポーチの中に入れ、自宅に戻った。
~ヨハマ村~
「寝~む~い………Zzz…Zzz…Zzz…」
アラバはいつも通り?寝ていた。
「ねぇ、アラバってなんでそんなに紅蓮を殺したいの?」
子供がユウキたちに質問する。
「まぁ、殺されかけたしね。」
「しょうがねぇだろ。」
「確かに、アラバなら絶対に今すぐに紅蓮を殺して殺りたいと思ってるはずじゃな。」
ユウキに続き、大和と霊真が口々に言う。
「まぁ暇だし、紅蓮とマキガ村を潰しにいくか。」
「マキガ村ってなんじゃ?」
ユウキの提案に霊真が問う。
「俺が紅蓮を強制的に家にお帰りいただいたとき、とばされる寸前にマキガ村にまだ帰れない的なことを言っていたから……
多分マキガ村は犯罪都市だ。
それはそうと霊真。」
「何?」
「アラバ起こして。」
俺はマイクと高級耳栓をバッグから出し、アラバ以外の全員に耳栓を配った。
「皆、耳栓絶対つけろよ。
じゃあ霊真よろしく。」
「すぅ~~~~……………«««どぎゃ~~~ん»»»(超大音量)」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
高性能マイクの大音量衝撃音波炸裂!!
「あ~~~耳痛い。」
アラバが木製の地面で、もがいている。
「アラバ、紅蓮殺りにいかないかい?」
ユウキがアラバを紅蓮狩りに誘う。
「勿論いくぜ!!」
復活早っ!!
「それじゃぁアラバ、シャギたちを呼んでくれ。」
大和の指示に、アラバは孤島全体に響き渡る声を出した。
「グオォォォォォォォォォォォォォ」
1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、6秒、7秒…
「「「「「兄貴、お呼びですか?」」」」」
(((((来るの早っ!!)))))
「よし、紅蓮を殺り行くぞ!」
「「「「「「おおぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」」
アラバの一声にシャギ達が答えた。
さぁ、狩りの時間だ!!




