第32話 紅蓮VSアラバ 3
小麦粉が紅蓮の周辺にぶちまけられる。そのせいで紅蓮は真っ白だ。
「よし。 全員離れろ!!」
アラバが立ち上がり、紅蓮にはわからないようにモンスター語で叫ぶ。
「なんで?」
クロスが問うが、
「いいから離れろ!!」
アラバの言葉に?を浮かべながら、全員離れた。
「一体何を……まさか!!」
紅蓮は一気に顔を青ざめる。
「喰らえ、炎の渦!!」
ズドドドドーーーン
小麦粉が空気中を舞っている所に炎が入り、引火。そして大爆発を引き起こした。粉塵爆発である。
~ヨハマ村~
「復活ーー!!」
作者復活。
「説明しよう。粉塵爆発とは、大気などの気体中にある一定の濃度の可燃性の粉塵が浮遊した状態で、火花などにより引火して爆発を起こす現象である。もちろん小麦粉は有機物なので可燃物である。
ということで、俺の代理の新キャラGO。」
「よっしゃーーーー」
新キャラはヨハマ森へ走る。
~モガの森~
孤島には半径40メートル程の少し浅いクレーターが出来ていた。
離れた奴らは無事だったが、アラバは少し衝撃波をくらい、紅蓮は勿論爆発をもろに喰らい、所々焼け焦げている。
「ふ、ふ、ふひゃゃゃゃゃゃゃゃ!!」
紅蓮が壊れた笑い声をあげる。
「やってやろうじゃねぇか。たかが創造龍の癖に調子にのってんじゃねぇよ!!」
紅蓮が完全にぶっ壊れ、本性が包み隠さず現れた。




