表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/46

第25話 大砂漠に沈みゆく砲身



ここに、古龍3体VS戦車の火蓋がきっておとされた。


アラバが空中から龍の炎を纏い、戦車の真ん中めがけて急降下する。


「総員、空中の龍に向かって放てーーーー。」


それを戦車と周りにいる小型戦車がマシンガンで応戦する。

しかし、アラバは全ての弾をギリギリの所で避け、戦車の砲身を突進で倒した。


ズドーン


体に響くような音をたてて砂漠の上に落ちた。


乗組員がアラバに気をとられているその間に、大和が砂中から牙で前方の主砲をへし折り、霊真が左から右にかけて乗り上げ、滑りこんで装甲を破壊する。


これがパターンJ5。

用は囮からの武装剥がし作戦である。


戦車は霊真の滑り込みを喰らった為、武装がすべて壊れてしまった。


「総員、狙えーーー!!」


指揮官の指揮が響き渡るが、

「無理です。兵装がすべて壊されて使えません!!」


「主砲は?」


乗組員の一人が撃龍槍を確認する。


「根本からへし折れています。」


「クソー!!」


指揮官が悔しい叫びを上げている。

その隙をついて、アラバは前方に降り立ち、霊真が右、大和が左から現れ、アラバは龍ブレス。

大和と霊真は風のブレスをはいた。


前左右からブレスを喰らった戦車は粉々になり、ほぼ鉄屑(てつくず)と化した。

乗組員は全員砂に避難して無事だったが、指揮官は戦車の中にいたためブレスを直に受け、ただの肉片と化した。

その肉片を蛇とかがむさぼっている。


「海~~~!!」


勝負が着いた途端、霊真が叫びながら砂中を泳いでいった。


それを追いかける大和とアラバ。


彼らは再び森へ向かった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ