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第20話 チチの命日

すいません。

更新遅れました。

だからと言って文字数が多いと言う訳ではございません。

シャギ:「アニキ~ちょっと待ってください。」


アラバと紅蓮が村にむけて歩き始めた瞬間、シャギに呼び止められた。


紅蓮:「ん、なんだ?」


アラバ:「どうした?」


シャギ:「あれ、どうしましょう?」


シャギの指さした場所には、シャギに囲まれたチチがいた。


チチ:「おい、子分!!俺さまを助けろっ。」


紅蓮は無視する。


チチ:「おい、子分。話を聞けっ。」


アラバ:「おい、紅蓮。あいつが呼んでるぞ。」


それでも紅蓮はチチの事を無視する。


チチ:「おいっ、紅蓮!!子分のくせに親分の言うことが聞けねぇのかっ!!」


プチッ(紅蓮がきれる音)


紅蓮:「おい。いつ俺がお前の子分になった。」


アラバ:(あっやべっ。紅蓮がきれた。)


紅蓮:「おい、シャギ。あいつを骨すら残らないように始末してくれないか?」


紅蓮は目に光がない笑顔でそう言った。


シャギ:「け、けれど俺達はアニキの言う事しか聞かな…」

アラバ:「お前ら、今は紅蓮の言うことを聞いといた方が身のためだぞ。」


アラバはシャギが言葉をいい終わらないうちに、忠告をした。


シャギ:「ア、アニキがそういうなら…」


紅蓮・アラバ:「「総員かかれーーーー!!」」


シャギ:「「「「「ウリャァァァァァァァ」」」」」


シャギ達は四方八方からチチにとびかかった。


チチ:「ぎゃーーーーーーーー!」


ザシュッ (肉が断たれる音) 


ベチョッ (腕が※※※※な事になった音)


グチョッ (内臓が※※※※になった音)


ガゴリ (骨が砕け散る音)


そして、紅蓮とアラバが再び村に向かう頃には、既に血で紅く染まった変なマスクしか残っていなかった。

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