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第2話 いきなり現れた降氷龍

毎回短くてすいません。



アラバ今、あり得ない光景を目の当たりにしている。

火山地帯全てが氷ついているのだ。

アラバが呆然と景色を見渡していると、他の生き物達が息絶えたり、混乱したりしている。

そして、創造龍と呼ばれるアラバでさえ混乱している。

すると後ろから、冷たい殺気と尖った氷が飛んできた。


「っ!!」


アラバは咄嗟に避けるが、翼膜を貫かれた。


「誰だ!!」


アラバが後ろを見ると、牙が下向きに伸びていて頭は少し凍り付いたドラゴン。

体はライオンだ。


「ふ、ふ、ふ。

遂に世界を氷漬けにするときがやってきた。

全てを私の物にすることができる!!!」


言っている言葉の意味がよくわからないが、とりあえず殺ったほうが良さそうだ。


「グロォォォオオオ!!」


アラバが叫ぶと、赤い右目が黄色く輝き出した。

そして、アラバは

「創造……」

と、呟いた。

すると、小さな粒子が集まりはじめ降氷龍の周りを作り出した爆弾が設置された。


「爆破!!!」


ドーンドーンドーンドーン(爆発音)


今の爆発で、降氷龍周りを煙がたちこめる。




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