第18話 4姉弟撤収
アラバは3頭の狼竜を鎮圧。
獄:「すいません。弟たちがご迷惑をおかけまして。」
アラバ:「いや、大丈夫ですよ。けど、子分達に傷つけたりしていたらぶっ殺していましたよ。」
獄狼竜(姉)の後ろにはおとなしく座っている皇狼と、逃げようとしている炎狼と雷狼が…
ダッ!!「(・<・ )」三三⊃⊃
アラバ:「あっ、逃げた。」
獄:「逃がさないわよ!!コウ!!」
皇:「う、うん。」
皇狼が返事をすると、皇狼を中心に辺りが眩い光に包まれた。
アラバは偶然下を向いたため、目は光から守られた。。
しかし後ろではシャギ達が目を回していた。
獄:「すいません。度々ご迷惑をおかけしまして。」
アラバ:「いや、大丈夫ですよ。」
獄:「では、失礼致します。」
獄狼(姉)は皇狼のコウの光で目がくらんでいる炎狼と雷狼を引きずりながら帰っていった。
アラバ:「巣に戻るか。」
アラバとシャギ達は巣に戻った。
巣には何故か狩人がいた。
シャギ:「助けてくださいアニキ!!さっき仲間が5頭深傷をおいました。」
アラバはその狩人を睨んだ。そしてものすごい威圧感を漂わせながら口を開いた。
アラバ:「おい、俺の可愛い子分達に刄をむけてんじゃねぇよ!!」
狩人は睨みと威圧感に負け、「ひいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」と叫びながら逃げていった。
その頃村では、紅蓮が龍の討伐依頼を受けに出発しようとしていた。
モガの村長:「いやー、最近森に行くとシャギをよく見かけてな、初級狩人に討伐を頼んだんじゃが、先程戻ってきてな、なんか凄くでかい龍が居たと泣きながら戻って来たのじゃ。
ちょっとそのでかい龍が何か確認してきてほしいのだ。
宜しく頼むぞ。」
紅蓮:「では、行ってきます。」




