第1話 モンスターの神
ここは、火山地帯の奥にある、神の領域と呼ばれる灼熱の地である。
そこに、1体のモンスターがいた。
その名はアラバ。
別の名を創造龍
体が黒と茶色が混ざった色の逆鱗で覆われている。
リーゼントのような角に、大きな翼が背中についている。
その恐ろしい神と呼ばれるドラゴンは………
「…ZZZ」
昼寝をしていた。
ドドーン
「……………ん?」
アラバは火山の噴火で目が覚めた。。
「何だ?これは?」
空から、火山灰とは違う白いものが降っている。
灰色の火山灰に比べ、この降っているものは白い。
「まさかこれは…
でも灼熱の地である火山地帯で降ることはまずありえない。」
そして、その白い物がアラバの体に触れる。
「冷たい!!
間違いない。これは、雪だ!!!!!」
そう、雪が降っているのだ。
しかも、気温90度を超えるこの火山地帯に。
「なぜだ。」
すると、火山地帯の気温がどんどん低下していき、だんだん肌寒くなってきた。
「寒い」
ついにアラバの息が白くなり始めた。
アラバが顔を上げ周りを見渡すと、先程まで真っ赤に燃えていた火山と溶岩が冷えて黒くなり、その上に雪がつもり一面銀世界になっていた。
「………ぁ…………ぁぁ……」
アラバもあまりのことに、言葉を失った。
1話 編集完了!!!