表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私立探偵バン・サスペンスによる事件簿「ドーナツ銀行強盗事件」

作者: 志桜 紫苑

ショートショートのようなものです。

心を軽くして気を楽にして読んでください。

ある晩、町の中心にあるドーナツ銀行から大金が持ち去られた。警察は、容疑者の証言や監視カメラの映像から、元従業員を犯人と断定した。


しかし、私立探偵のバン・サスペンスは、犯行の裏に何かがあると確信していた。


サスペンスは調査を進める中で、ドーナツ銀行のオーナーが自社の経営危機に直面していたことを突き止めた。彼が強盗を計画した可能性があった。


サスペンスはオーナーに接触し、一分の隙のない推理を突きつけたが、彼は犯行を否定し、自分が被害者だと訴えた。


サスペンスは諦めず奮闘を続けた。彼は犯人のアリバイや証言、銀行内部の不審な動きなどを分析し、真犯人の正体にたどり着いた。


そして、ついに真犯人が逮捕された。警察が、偽装した監視カメラの痕跡を発見し、ドーナツ銀行の部長陣全員を逮捕したのだった。高飛びの準備をしているところだったせいか、全額は戻ってこなかった。


元従業員は無実が証明され、大金を盗んだ犯人が捕まったことで、職を取り戻すことができた。


その後、盗まれたお金と保険金で事業を回復できたドーナツ銀行は町一番の銀行となった。


「今回も私の推理は正しかったようだ。」

サスペンスは自信たっぷりに、次の事件に向けコーヒーをすすりながらドーナツを頬張った。胸ポケットに詰め込んだ札束の使い道を考えながら。

この度は最後まで読んでいただきありがとうございます。


以下ネタバレ




バン・サスペンスの推理は当たっていた。オーナーによる自作自演だった。サスペンスに推理を突きつけられたが袖の下を通され懐柔された。部長陣にも口止め料と復職権を与え保険金を騙し取った。

サスペンスは語る「俺はこういう金の匂いには鼻が利くんだ」


警察はまんまと穴にハマってしまったようだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ