表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

みんなといっしょがいいかずくん

掲載日:2022/12/20

ぼくは、くまのぬいぐるみのくー。かずくんのぬいぐるみなんだ。

かずくんがびょういんでうまれて、おうちにかえってくるときに、ぼくもいっしょにかえってきたんだ。

かずくんは、ボールであそぶのがだいすきなおとこのこ。ぼくのこともたまにあそんでくれたけど、ぼくはいつもリビングにかざってあるんだ。

かずくんがぼくをゆびさして、「くー」っていったひから、ぼくのなまえはくーになったんだ。


かずくんは、とってもがんばりやさん。

かずくんがあかちゃんのころ、いつもはおかあさんのおっぱいをのんでいたかずくんが、はじめてミルクっていうのをのんだら、からだぢゅうがまっかになって、ぼこぼこになったんだ。いっぱいげーってして、ごほごほせきこみながら、きゅうきゅうしゃっていうものにのって、びょういんにはこばれていったんだ。

かずくんのママもパパもぼくもみんな、かずくんがしんじゃうんじゃないかってたくさんしんぱいしたよ。

かずくんはアレルギーっていうのがあったんだ。

アレルギーっていうのは、げんいんがまだわからないんだって。でも、かふんしょうっていうのもなかまらしい。

おおきくなるにつれて、たくさんのアレルギーがわかったかずくん。

ママは、かずくんのためだけのおさらやほうちょう、まないた、おなべをいろいろよういして、パパは、おくすりをまいにちぬったりのませたりして、たくさんおほんをよんでべんきょうしていたよ。

「ぼくもみんなとおなじごはんがたべたいよ!」「ぼくだけちがうのずるいっていわれるんだ!」「なんでぼくはごはんづくりにさんかできないの!」となきながらおこっていたかずくん。

ママも「ごめんね、みんなとおなじにうんであげられなくて」とあやまりながら、いっしょうけんめい、みんなとおなじごはんににたおべんとうをつくっていたんだ。

かずくんは、「おくちのなかがいたい」とたまにいいながら、「これおいしくない」となきながら、おいしゃさんのいうとおりに、アレルギーのあるごはんを、すこしずつまいにちまいにちたべるれんしゅうをして、すこしずつたべるりょうがふえていったよ。

もしも、まちがえてたくさんたべたり、からだについてしまうとかずくんは、またげーをたくさんしてごほんごほんしてくるしみながらしんでしまうんだって。

かずくんは、もしもまちがえてたべてしまったときのために、エピペンっていうなまえのちゅうしゃをじぶんにうつれんしゅうもママとしていたよ。

とってもこわそうで、ぼくもおもわず「かずくんがんばれ!」ってさけんでうごいてしまいそうだった。

かずくんもママもたくさんくるしみながら、おおきくなって、かずくんはアレルギーをこくふくしていったんだ。

かずくんはだいすきなボールをつかうサッカーせんしゅというのになって、きょう、はじめてのしあいがテレビでほうそうされるんだって。ママとパパがよろこんで、はじまるのをまっているよ。

やっぱり、かずくんは、とってもがんばりやさんなんだ。サッカーのれんしゅうもまいにちまいにちがんばっていたんだよ。


きみのおともだちにもアレルギーっていうのがあるこがいるかな?そのおともだちは、とってもがんばっているんだね。みんなとちがうおべんとうだったり、みんなとおなじぎょうじにでられなかったりするから、おともだちはとってもかなしいんだ。だからといって、なかまはずれにしないであげてね。かずくんみたいにかなしむこが、ひとりでもへりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

いいね、感想、評価、ブクマまでいただき、歓喜のあまり1人で踊っています。ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] アレルギーの克服、かずくんもご家族もとてもがんばったんですね。 くーちゃんの応援があったおかげかも。
[一言] 偏見や差別のない世の中になって欲しいですね!
2022/12/21 16:06 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ