日常9
天井を派手にぶっ壊した後、徳永礼慈やバッファは池袋駅のプラットホームに着きました。徳永礼慈は彼の翼を振って、空を飛んでいますが、一方、徳永礼慈の全力の一撃に当たれたバッファは遠くへぶっ飛ばされました。
「よしっ、やった!先の一撃は結構効果があった!俺の全力の一撃が後もう一発、あいつに当たれば、俺は勝てる!」
バッファに僅かな隙間を与えず、すぐに追撃しようと決意をした徳永礼慈はすぐに彼の翼を振って、バッファの方へ超高速で飛びました。
「この一撃で、決着をつける!」
バッファに十分近づいた時、徳永礼慈は叫びながら彼の左足でバッファの腹を全力で蹴ろうとしました。
「そう簡単に僕を倒せると思うなよ、バカ!!!僕はオマエより、強いんだよ!!!」
徳永礼慈はバッファを倒せると思っていましたが、徳永礼慈の左足がバッファに当たる直前に、バッファは口を大きく開いて、徳永礼慈の下半身を強く噛みました。
「ぐうっ!!!ぐうあぁぁっ!!!お、俺を離せ!!!」
凄まじく強烈な痛みを感じた徳永礼慈は大声で叫んでいました。
「僕が素直に離すわけないだろ!たとえオマエがどれほど叫んでも、僕はオマエを絶対に離さない!そして僕はこのままオマエを、ぶっ潰してやる!」
バッファは徳永礼慈に大声で返事をした途端、バッファは徳永礼慈を噛んでいるまま、徳永礼慈を強く地面の方へ投げ飛ばしました。
バッファの猛烈な反撃で、徳永礼慈は莫大なダメージを受けましたが、身体にあった傷は今回もあっという間に回復されました。
「これがHOーOH!これはなんという不思議な力だ!この力があれば、俺は間違いなく、苦しんでいる皆を助ける!」
「また回復したのかっ!オマエは結構厄介な相手だが、俺の攻撃はまだ終わっていない!」
バッファは徳永礼慈に言った後、立ち上がった徳永礼慈の方へ最大速で走りました。
「俺に向かって、走っているぞ!?何をする気だ、あいつ!?とにかく、今はここから離れよう!」
自分に向かっているバッファがこれから何がしたいのかはわっていませんが、徳永礼慈はその場を離れようと決めました。
「今更何をしても、もう遅い!オマエはここから逃げられない!!!」
攻撃の射程範囲に入った時、バッファは逃げようとしている徳永礼慈の身体を、己の長くて鋭い角で深く刺しました。
「ぐうぅっ!!!ぐうああぁぁ!!!」
大量の血が身体から流されている時、徳永礼慈は再び痛みで大声で叫びました。
「いい!!その悲鳴、すごくいい!!!」
バッファは徳永礼慈の身体を深く刺しているままに、彼を持ち上げました。そしてその次の瞬間に、バッファは徳永礼慈を最も近い壁の方へ渾身の力を使って、ぶっつかりました。
バッファが徳永礼慈を壁にぶっつかるのは一回だけではありませんでした。徳永礼慈を確実に倒せるために、バッファは何度も、何度も渾身の力を使って徳永礼慈を壁の方へぶっつかりました。
そしてバッファが徳永礼慈を何度も、何度も壁の方へぶつかった結果、徳永礼慈は鳥の姿のまま、気絶をしました。
「。。。相当な時間がかかったが、やっとこいつを片付いた!今からこいつを拠点へ連れて帰ろう!」
安全のため、徳永礼慈を噛んでいるままで連れて帰りたかったバッファは己の角を徳永礼慈の身体から取り出しました。そしてバッファが彼の角を完全に取り出した瞬間、徳永礼慈は目を覚まして、身体を上手く動かして、空へ逃げました。
「オマエ!!!まだ意識があったのかっ!?早くここへ戻れ!!!」
地上にいるバッファは空中にいる徳永礼慈に大声で叫び出しました。徳永礼慈は全部聴こえましたが、彼はバッファを無視して、空を飛び続けました。
「確かに今の俺は不思議な能力を持っているが、あいつは強い、俺より強い!正面から挑めば、俺の勝率は限りなくゼロ!早くいい作戦を考えなければならない!早く!」
空を飛びながら徳永礼慈は頭を絞って、バッファを倒せる作戦を考えていました。