日常13
徳永礼慈は彼の目の前に置かれている全ての食べ物、蕎麦、ラーメン、寿司などを30分間口を大きく開いて、パクパクと食べていました。
「ふうぅ、ふうぅ、ふうぅ。。。美味しい、超美味しい!それにしても、俺はどんだけお腹が空いているんだ!?俺がここに置いていた料理を全部食べ切れるなんて、今でも信じられない!」徳永礼慈は自分の大きく膨らんだ腹を右手で触りながら言いました。
榊原栄生が用意した料理を食べる前に、徳永礼慈は自分が必ず食べ切れないと思っていましたが、お腹が本当に空いていたため、徳永礼慈は意外に全部の料理を食べ切れました。
「いい食べっぷりだったよ!もうちょっと食べるか、礼慈?」
「いいや、それは大丈夫ですよ、じいさん。。。俺はもう何も食べられない。。。」
「遠慮しなくてもいいんだよ!ならホットレモンティーはどうだ?作ってあげようか?」
榊原栄生が汚れた食器や皿などを持ち上げた時、榊原栄生は地上で横になっている徳永礼慈に聞きました。
「ホットレモンティー!?それはいります、じいさん!あれを飲まないと、全部消化できないそうだ!」徳永礼慈は返事をしながら続いて膨らんだ腹を触りました。
「わかった!少しだけ待ってくれ、最高のホットレモンティーを作ってあげる!」
「ゆっくりでいいですよ、じいさん!どうせ今の俺は腹がいっぱいで、何も飲めないんだよ。。。」
数分後、汚れた食器や皿を全部洗った榊原栄生はホットレモンティーを作って、そして右手で徳永礼慈に渡しました。
「これが俺の特製ホットレモンティーだ、礼慈!さぁ、存分に飲め!」
榊原栄生からホットレモンティーを受け取った途端、徳永礼慈は彼の身体を起こしました。
「これはいい香りっ!ありがとうございます、じいさん!ところでじいさん、そろそろ知っていることを全部俺に話してもらえますか?」
受け取ったホットレモンティーを嗅いだ後、徳永礼慈は榊原栄生に聞きました。
「もうこれ以上待ちたくないのか?いいよ!でも君はまずどこから聞きたい?」
真白の椅子を徳永礼慈の前に置いて、その上に座った時、榊原栄生は徳永礼慈に話しました。
「どこからでも構いません、じいさん、俺は何も知らないから!じいさんが説明しやすいところからで大丈夫ですよ!」
「ん。。。ではまず、エターナルというものから説明しよう!」
「エターナル!あの時じいさんがバッファに言ってた言葉!それは一体なんですか?」
「まだ覚えているのか、君?俺達が言っていたエターナルとは、人間に永遠の生命を与えられる薬剤のことだ!」
榊原栄生は自分のために用意したブラックコーヒーに砂糖やミルクを入れた後、徳永礼慈の質問に答えました。榊原栄生の返答を聴いた途端、徳永礼慈は大きなショックを受けました。
「人間に永遠の生命!?そんなことができるのか!?」
「結果から言うと、できる!エターナルを使えば、人間に永遠の生命を与えることができる!」
「そんな、バカな!もしそんなことができる物があるなら、どうして俺達は全く知らないんだ!?」
徳永礼慈は彼のホットレモンティーを横に置いて、榊原栄生に聞きました。
「それは簡単な理由だ、礼慈!エターナルが開発成功したことは全世界、各国の上層部に隠されたのだ!」
榊原栄生は自分のコーヒーを一口飲んだ途端、徳永礼慈に返事をしました。