日常11
あっという間に、徳永礼慈に強く投げ飛ばされたバッファは池袋駅に激しくぶっつかりました。
「はあぁ、はあぁ、はあぁ。。。俺がこれほど力強く投げ飛ばしたんだ、あいつはもうはや気絶しているんだろう。。。今のうちに早くじいさんのところへ戻ろう!」
高空から地上へ投げ飛ばしたバッファは必ず気絶になったと判断をした徳永礼慈は彼の翼を振って、榊原栄生の居場所へ戻ろうとしました。
バッファは確かに計り知れないほどのダメージを負いましたが、バッファにはまだ意識がありまして、身体を動かすこともまだできます。
「まだだああぁ!!!まだだああぁ!!!俺はまだ戦える、まだ負けていない!!!」
身体を無理に動かして立ち上がった途端、バッファは空へ向けて大声で叫びました。そしてその次の瞬間、空を飛んでいる徳永礼慈がバッファの声をはっきりと聞こえた時、徳永礼慈は物凄く驚きました。
「マ、マ、マ、マジで!?あれほど大きなダメージを受けたのに、あいつはまだ動けるの!?」
「降りて来い!!!早くそこから降りて来い!!!僕達の戦いはまだ、終わっていない!!!」
バッファの意識はどんどん遠くなっている、そしてその上にバッファの身体は大量の血が流れている、ですがバッファはまだ諦めたくなかった。
「あいつ、まだ俺と戦いたいのか。。。その諦めない精神、敵ながら俺は感心した!このまま何もしないのもいいんですが、望み通り、今回こそ決着をつけよう
!」
今池袋駅に立っているバッファは間違いなく敵ですが、バッファの諦めない闘志に徳永礼慈はすごく感心した。
どんどん弱まっているバッファとこれ以上交戦しなくても問題ありませんが、徳永礼慈はバッファの望み通り戦うことを続けました。
「今のお前の身体でこれ以上戦うのはすごく苦しいはずだ!この一撃で、楽にしてやる!」
最後の一撃で攻める準備を済ました時、高空にいる徳永礼慈は一直線でバッファの居場所へ超高速で飛びました。
「やっと来たのかっ、オマエ!!!この僕の角を、再び味わおう!!!」
徳永礼慈が空から超高速で向かっているのを知った時、バッファは彼の角で反撃しようと思っていました。
「それは残念だ!お前のその角はもう俺には届かない!」
バッファの居場所に着く前に、彼が聴こえるよう徳永礼慈は大声で叫び出しました。
「僕をナメるなあぁ!!!」
「これで終わりだ!!!」
バッファが彼の頭を上げて、角で攻撃しようとした時、徳永礼慈は渾身の力を使って、左足で角に攻撃しました。そしてその次の瞬間、バッファの角が粉々に壊れた時、徳永礼慈は再び渾身の力を使って、バッファの頸部に右足で蹴りました。
渾身の力を使った徳永礼慈の攻撃、凄まじい威力が出ました。池袋駅は完全に破壊されて、気絶をしたバッファは瓦礫の方へ落ちました。
「お前は本当に強かったよ、バッファ!これからはゆっくり、休んでください!」
気絶をしたバッファが人間の姿に戻ったのを知った時、徳永礼慈は言った後、榊原栄生がいる女性トイレへ飛びました。