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神に勇者の監視者を命じられました  作者: ナマス
第一章   スタートライン
12/44

騎士団長との戦い

1章完結です

勇者たちは2章で登場します

1時間後ーー

俺は騎士団の練習場に来ていた

俺らは王都に向かう途中でかいドラゴンに襲われてなんとか撃退したと思ったら次は倒した方法について取り調べを受け、なんやかんやあって戦うことになった

本当に嫌になる、なんでこんなに面倒ごとばっか起こるんだ?


1週間を振り返ってみると

異世界に転生されて

村を襲う男どもと戦って

ドラゴンと戦って

そして女騎士と戦う


戦ってばっかりだ

いい加減少し休みたい


そんな憂鬱な気持ちで練習場に来てみると

中央に女騎士がいてその周りの休憩場と思われるところにたくさんの騎士がいた


「きたか、お手柔らかに頼むよ」


そう言って女騎士は手を伸ばしてくる

俺は渋々手を握り


「面倒だな......」


小さい声で呟いた


「それでは、騎士団長ミリア・ガーネット対カザナギ・ソーマの決闘を始める、両者構え!」


お前騎士団長だったのかよ

そう思いながらオリハルコンを構えた


「レディ、ファイ!!」


そう言って戦いの火蓋は切られた




しばらく戦って分かったのは

オリハルコンを装備した俺との能力値の差は


防御力は圧倒的に俺の方が上

攻撃力はほぼ互角ギリギリ俺が勝っているかいないかぐらい

機動力は圧倒的に相手に方が上


ということが分かった

これはかなり延長戦になる


でも俺の勝利はほぼ100%だ

相手の攻撃で傷一つついていない俺がこのままいけば粘り勝ちになると思う


「くそ、お前の防御力はそんな高くないと思ったが、どうやってあげた?」


女騎士団長が息を切らしながら聞く


「それを教えて欲しいからあなたは俺に戦いを挑んだんですよね?」


「それもそうだった、絶対その防御力の秘密を暴いて私が勝ってやる」


そう言ってまたギアを上げて俺に斬りかかってきた



ーー30分後

「はあ、はあ、くそ、全然攻撃が通らない、いったいどうなっているんだ?.......」


俺はもはや反撃するまでもなく突っ立ていた

相手はもはやスタミナ切れ寸前だ


「もう諦めてくださいよ、いい加減嫌になってきたんですが?」


「そんな強気なこと言っていられるのも今のうちだぞ、これを人に撃つのは危険すぎると思ったがこんなに硬いなら撃っても死にはしないだろう、まあ、何らかの後遺症が残る可能性があるから降参するとしたら今のうちだぞ?」


そう言って剣を前に出して構え、何かを溜め出した

今攻撃しても多分避けられる

なら、今これを受け切って戦意喪失させてしまおう


「もしそれを受け切ったらどうしますか?」


「その時は騎士の何かけてお前の奴隷だろうと何だろうとなってやろう」


いや、そこまでしてもらわなくても

なんかお金でももらえたらなあ程度だったんだけど

すると、女騎士団長の技が溜まり切ったようだ


「もう知らんからな!、〔エレメンタルソード〕!」


そういうと俺に向かって、斬撃が飛んできた

俺はそれをオリハルコンで受けた

受けたはいいがそのまま勢いに耐えられず壁に激突してしまった



「ふふ、さすがに耐えられんかったか、おいそこの男を壁から救出して怪我の治療をしてやれ」


ミリアは周りの騎士たちにそういい、騎士たちが救出しように動こうと思ったその時


「いや〜流石に踏ん張れなかったな」


そう言いながら無傷で壁から双馬が出てきた

ミリアはさっきの勝ち誇った顔とは一変して絶望の顔をした



「それで、この勝負俺の勝ちってことでいいよね?」


俺がそういうと女騎士団長は何かを覚悟した顔をして


「わかった、お前の勝ちだ、私を奴隷にでもなんでもするがいい」


そういえばそういう約束だったな


「いやいいですよ、そういうの別に」


それよりお金をください


「いや、ここで一度言ったことを裏切ってしまうのは騎士の恥だ私はお前の奴隷になろう」


俺はそのあとも

断り続けたが聞いてくれなかった

いい加減もう面倒事はやめてくれと双馬は切に願うのであった

誤字脱字あれば指摘していただければ幸いです

もし面白いと感じたらブックマーク、評価をよろしくお願いします

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