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晴天の霹靂  作者: 菊花
本編
15/22

エピローグ




結婚を1ヶ月後に控え、あとはもう当日を迎えるのみになったある日。





「カート様。」

「なに?」

「賭けって何をしたんですか?」

「っ!!」


思わず飲んでいたお茶を吹きそうになってしまった。


「ふと思い出してお父様に聞いたのですが、教えてくれないのです。」


そうだろうな。

俺だって言いたくない。


「あー…まあ…その…内緒でお願いします。」

「何故です?」

「端的に言うとだいぶかっこ悪いので。」

「教えてくれないのですか?」

「いや、駄目。絶対教えない。」



むう。とカテリーナが膨れた。

…可愛い。

ちゅっと音を立てて口付ける。


「っ!!なっ!?」

「可愛くてつい。」




あの時、諦めず馬鹿みたいに足掻いて良かった。

そんなので誤魔化されませんからっ!!と叫ぶカテリーナを抱きしめ幸せを噛み締めた。





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