デジャブ
気ままに書くのはいいなぁ!
「親方、状況説明!」
ソーマが額に青筋を立てて俺に状況の説明を聞いてる
「なぁソーマよ、怒っている理由がわからん」
「親方、今朝方ギルドを出て行って、今は夕方だ。素材の量を見れば、どれほどの魔物と遭遇したかわかる!たった数時間でこれだけの魔物討伐をやられると、ギルドの面子が丸潰れだ!
お前達を見た冒険者が、揃って田舎に帰ると言いだしたんだぞ!
自重を知れ!
後、連れ帰って来たユニコーンとパイコーンを元の場所に帰して来るように!」
なんか、やり過ぎたらしい。
ほどんどは、レオンが狩ったんだけど、言い訳すると、もっと言われそう
「ソーマの言い分は、尤もだ。
だが、ユニコーンとパイコーンはギルド裏の広場で飼う!これは譲れん!」
俺は、謝らんしレオンとの約束も守る!
これぐらいじゃないと、ギルドの解体屋なんて出来るか!
「謝る気無しですか。ハァ
ユニコーンとパイコーンの件も折れる気もないと、でも此の儘では、冒険者が居なくなってしまいます。親方、レオン、冒険者をスカウトして来てください!それでチャラです。」
くそぉソーマめ!自分の仕事を俺とレオンに押し付けやがった。
場所は変わり街の大衆食堂
さすがに辺りは暗くなっている
食堂の入ってすぐの壁際の一画 テーブルを挟んで親方とレオンが中央の超特盛ミートスパゲッティ争奪戦を繰り広げていた
ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ ゴクゴクゴクゴク ガツガツガツガツガツガツガツガツ ゴクゴクゴクゴク ガツガツガっブゥーーーーーーーーーゴホゴホゴホゴホ
「お主、わしの顔面にミートスパゲッティを吹きかける趣味があるのか?」
「悪い 器官に入った」
麺類を急いで食べて器官に入ったらこうなるよね!
レオンは関係ないとばかりにまだ一心不乱に食べている。とりあえず拭こうぜ!俺が悪いんだけど、そのままで食べるお前の気が知れんわ!
っと思いながら
「レオンよ 若くて冒険者に憧れている少年少女に心当たりはないか?」
「そうじゃのぉ ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ」
スパーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!ブゥーーーーーーーーーー
「はよ喋れ!」
「食うてる時に喋れるか!!」
察しの通りです!レオンの頭を叩いたら、真下に吹き出しやがった。しかも前にもこんなことがあったにも関わらず、忘れていらっしゃる。
そんなこんなで、食堂からギルドの解体屋倉庫の寝床に戻ってその日が終わった
1日が長い!